- 2015/03
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信州二つの渋温泉「渋御殿湯」
秘湯めぐり
二つ目の渋温泉は八ヶ岳西麓、標高1800mにある奥蓼科の渋御殿湯です。
当初は渋辰野館を目指していましたが、谷合に降りる道はスタットレスタイヤで
なければ通れそうもないので御殿湯に変更しました。
それでも道幅は除雪の雪で狭く、対向車が来ないかヒヤヒヤでした。
坂道の行き止まりが渋御殿湯です。
ここは北八ヶ岳の登山口のため、登山の基地ともなっています。
(9日、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳滑落した女子高校生がヘリで救助され本当によかったです)
宿の玄関前にはたくさんのザックが置かれています。
大学生ぐらいの若い人達です。
下山した人達がバスの発車までの時間、温泉で汗を流しています。
それにしてもあの道幅をバスは通れるのでしょうか。
風呂場は長い廊下の突当りにあります。
1,5m×10㎡程のヒノキ枠の湯船と、1坪程の無加温の乳白色の湯船の二つ。
「武田信玄の隠湯」というだけあって少しイオウ臭がする無色透明のいいお湯です。
乳白色のお湯が好きですが、これは源泉のようで冷たくて入れませんでした。
上「日帰り温泉用の西の湯」 下「宿泊者用の東の湯」 (渋御殿湯HPより)
PS
雪の坂道をエンジンブレーキを効かせながら下りていると
国道299号(メルヘン街道)手前に「千年豆腐」(小林豆腐工房)という看板が
ありました。
いかにも手作りという感じと、名前に惹かれて立ち寄ってみました。
千年はおじいさんの「ちとせ」さんの名前だそうです。
1丁200円、醤油をかけて食べましたが、味が濃く、絶品でした。