農園ブログ

名山旅歩記

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2015/06
05

グレートトラバース百名山一筆書き Ⅵ「大雪山・トムラウシ」
名山旅歩記

いよいよ北海道に入り、あと5座となりました。

田中陽季さんはすでに去年、百名山踏破を達成されていますが、

テレビを見る者にとっては「今」(リアルタイムな感じ)です。

百の頂をめざし、ハードコンディションの中でも

一座ずつ減らしていく田中さんの姿をいつもすごいなと見ています。

 

今日の放映は大雪山(旭岳)とトムラウシでした。

北海道の山は本州とは違う魅力があり、これまでに何度か登りました。

大雪山には最近では一昨年、トムラウシには14年前に登りました。

いずれも大好きな山で、次回はこの縦走を!と

思っていましたが、膝痛で夢に終わってしまいました。

 

今日の放送は大雪とトムラウシの2回分でしたが、

どちらも雨と雪の悪コンディションでの登頂でした。

トムラウシの頂上辺りは、大きな岩がゴロゴロしてるので

その上に雪が積もり、さぞかし大変だったと思います。

私は天気に恵まれていたので雄大な北海道の見ることができました。

14年前のトムラウシの写真を見てください。

(大雪山はこのブログの2013年7月26日にアップしています)

 

トムラウシへはトムラウシ温泉「東大雪荘」からの往復。

妻と一緒に登ったので5時に出発し、駐車場に戻ったのは16時でした。

岩の山といった印象でした。

トムラウシ温泉で一泊しました。

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「キキ、キキ」岩山で初めてウサギの声を聞きました。

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2015/03
26

グレートトラバース百名山一筆書き Ⅴ 八ヶ岳・蓼科山
名山旅歩記

膝の痛みは引くどころか、ひどくなった感がします。

とうとう地元の整形外科で診てもらうことにしました。

プールは身体に良いが10分程で十分、張り切り過ぎるのはいけないと言われました。

そしてリハビリを初体験しました。

電気10分、温湿布10分、軽いマッサージです。

山登りは夢のまた夢になってしまいました。

 

昨日のグレートトラバースは「蓼科山・八ヶ岳」でした。

遠くに行ってしまった「山登り」を思いながら

50歳の時登った八ヶ岳の写真をアップします。

 

美濃戸口ー赤岳鉱泉ー赤岩の頭ー硫黄岳ー横岳ー赤岳(赤岳頂上小屋拍)-地蔵の頭ー

行者小屋ー美濃戸口

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硫黄岳

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横岳山頂           赤岳山頂小屋

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2015/03
02

グレートトラバース「百名山一筆書き」 Ⅳ 常念・槍ヶ岳
名山旅歩記

今日の放送は常念岳と槍ヶ岳でした。

いよいよ北アルプスのクライマックスです。

陽希さんは今回もほぼコースタイムの半分で登っていました。

うらやましい。

槍ヶ岳が初めてというのはちょっと意外でした。

 

私は常念は2年前、槍ヶ岳は4年前に登りました。

常念から眺めた槍穂の鮮烈な印象は今でもはっきりと覚えています。

本当に日本一の眺望でした。

今回も私の撮ったベストショットをアップします

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 ちょいと槍をひとつかみ〈手前の常念小屋がおもちゃのようです)

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涸沢カール、奥穂、北穂

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西岳、赤岩岳の向こうにそびえる槍様

 

槍は4年前に最短コースの新穂高から登りました。

ゆっくり朝食をとった後、穂先の挑戦。

槍先の最後の鉄の梯子はほぼ垂直で怖かったのを覚えています。

朝の混雑を避けて登ったので、てっぺんをほぼ一人占めで満喫できました。

至福の時。

今ではもう絶対無理なので、せめて涸沢まででもと思います。

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西日が当たる槍ヶ岳山荘と槍

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左が登りコース、右が下りコース

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北穂に向かう大喰岳・中岳の峰々

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日の出を山頂で見ようと朝3時頃から山肌に長いランプの灯が続く

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一瞬でガスに隠れる槍と小鑓

 


2015/02
26

グレートトラバース「日本百名山一筆書き」 Ⅲ 木曽駒 乗鞍 奥穂
名山旅歩記

一年発起してプール療法に取り組むことにしました。

今日、津山市のグラスハウスのプール会員に入りました。

デビューは月初めとなる3月1日です。

 

今日のグレートトラバース「日本百名山一筆書き」は

木曽駒ケ岳から北アルプスに移って乗鞍、焼岳、奥穂高岳でした。

 

乗鞍は一般車両は通行規制されていますが、禁止なる前年に登りました。

奥穂登頂は4年前です。

唐沢カールの日本一の紅葉が実に見事でした。

 

今日も乗鞍・穂高のベストショットをアップします。

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木曽駒ケ岳の千丈カール

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乗鞍岳山頂

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涸沢カール

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奥穂山頂から北穂、槍ヶ岳を望む

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西穂へ続くジャンダルム


2015/02
25

グレートトラバース「日本百名山一筆書き」 Ⅱ 千丈 間ノ岳 北岳 甲斐駒
名山旅歩記

BSプレミアム「グレートトラバース日本百名山一筆書き」〈7:45~)を

毎朝、楽しみに見ています。

 

昨日の放映で南アルプス10座登頂が終わりました。

平均標準タイムの半分で登頂する田中陽希さんの脚力にはいつも驚かされます。

一昨日は間ノ岳~北岳縦走、そして昨日は鳳凰、甲斐駒ヶ岳、千丈ケ岳3座でした。

この千丈は20年前に初めて登った3000mの山、間ノ岳・北岳・甲斐駒ヶ岳は1昨年登っ

た山、鳳凰は次の目標の山でした。

田中さんのこの快挙をちょっと複雑な気持ちで見ていたのは

私の膝痛(変形性膝関節症)です。

1年前には登れていたのにという思いです。

 

一昨日、岡山医療センターの検診では、

「腫れたり、膝に水が溜まったりはしていない。」と言われました。

この病院だけは「山登り全面禁止!」とは言われません。

数パーセントの希望を信じて膝周辺の筋肉をつけるリハビリを本気で始めようと思います。

 

4座の懐かしのベストショットをアップします。

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千丈ケ岳

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間ノ岳からの富士

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北岳山荘から間ノ岳を望む

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北岳バットレス

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甲斐駒ヶ岳

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甲斐駒山頂より鳳凰、富士を望む

 

 

 

 

 


2015/01
17

グレートトラバース「日本百名山一筆書き(田中陽希)」 1
名山旅歩記

今日はポロタン(栗)の幼木にシカよけのネットを取り付ける作業をしていました。

昼前から急な雪のため、PCに向かっています。

特にブログに載せるようなことがないので、TVの番組紹介をします。

 

昨年、NHKの山番組「グレートトラバース日本百名山一筆書き」が放映されました。

これはプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんが4月1日に屋久島の宮乃浦岳をスタート

し、7ケ月後、北海道の利尻富士にゴールするまでの軌跡を追ったものです。

それが今、15分番組として放映されています。

15分という短い番組ですが、面白いのは去年の1~4集までには放映されなかった部分があることです。

田中さんのすごいのは山と山の間の移動も自力ということですが(海はカヌーです。)

今回の番組にはその様子や山での登山者達との出会い等が収められています。

放映が進むに連れ、田中さんのファンが増え、いつ登ってくるかわからない田中さんを山頂で

出迎える人もいました。

わかる気がします。

プロフィール|Great Traverse – 日本百名山 ひと筆書き」より

また今回の15minにはt時折、番組スタッフも登場しています。

田中さんは標準タイムの三分の二ぐらいな速さで登るので、

機材を抱えたスタッフはさぞかし大変だったことと思います。

どうやって撮影していたのでしょうか。

次回は大山ということです。

 

田中さんは30歳ですが、私は50歳を超えてから山にはまりました。スタートが遅かったので、山登りがきつくなる前にと高い山ベスト10を目指しましたが、5位悪沢岳、6位赤石岳を残し、膝痛でダウンとなりました。つくずく田中さんの7ケ月間の偉業はすごいなあと思います。

 


2014/10
26

ちょいと富士山ひとつかみ 「三ツ峠登山」
名山旅歩記

富士山が一番美しく見えるのは三ッ峠からです。

富士山は見る場所で姿を変えますが、

ここから見ると左右対称で、すそ野がのびやかに広がり、富士の雄大さが実感できます。

今回3度目の三ツ峠登山となりましたが、学生の時以来なので実に43年ぶりです。

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前夜20時、三ツ峠駅から15分程、登った登山口に到着。

誰もいません。

怖い程の静けさです。

フリースを着て寝ましたが、寝袋と毛布では寒かったです。

 

10月下旬ともなると夜明けが遅く、6時、ダルマ岩から出発。

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駐車場(スペース5台分)        ダルマ岩

 

今回は登り150分のコースなのでうちのエリザベスと同伴です。

紅葉の始まったカラマツやケヤキに覆われた登山道を

標準タイムの2倍の遅さで登って行きます。

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登り始めて1時間20分、「股のぞき」でやっと目の前に現れた富士山に超感動!

でっかい!

やっぱり富士山は日本一の山。

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8時、「馬返し」。

ここからはその名の通り、ジグザグ道で傾斜もきつくなり、スピードがさらに遅くなります。

自称「八合目の女」のエリザベスは今回は手のケガもあり自重して7合目で馬返し(リターン)。

一人になったのでペースを上げて行きます。

とは言っても膝に不安があるのでゆっくりです。

木立の間から富士山が望めるので疲れは飛びます。

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「八十八体供養塔」や「愛染明王塔」等を見ると

43年前にもここに確かここにあったなと懐かしく思い出しました。

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途中、1ケ所、山崩れの場所があり、一気に視界が開けました。

裾野の富士吉田の街なみまで望めます。

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さらに進むと三ツ峠の山頂が見えてきました。

このあたりは傾斜も緩やかで木の階段も整備されており、楽な登りです。

 

山頂の西側の岸壁はロッククライミングの練習場所です。

今回もいくつかの大学生のグループがハーケンを打ちながら登っていました。

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やっと四季楽園小屋に到着。

山頂はここからさらに10分程上です。

 

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10時、4時間もかかって到着。

すでにここには河口湖方面から登ってきた登山者が弁当を広げていました。

それにしても360度の眺望。

八ヶ岳、北岳、間ノ岳、悪沢岳等の山々が澄み切った青空の向こうにはっきり見えます。

赤黄の紅葉のコントラストがとても鮮やかです。

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10時30分下山開始。

去年、甲斐駒ケ岳で無茶をした下山で膝を痛め、下山には登りと同じ程、時間がかかります。

12時30分、それでもやっと登山口に到着。

サポーターをしていない右膝もガクガクです。

前回の常念岳より状態がよくないのが心配です。

 

 

 

 

 


2014/10
09

ちょいと槍をひとつかみ 「槍穂の絶景 常念岳」
名山旅歩記

安曇野に行く度に、憧れて眺めていた常念岳に登ることができました。

早春、常念岳の雪が徐々に消え、山肌にお坊さん(常念坊)の姿が現れるそうですがその頃が田植え

の適期で農家の人は今でもこれを目安に植えつけを始めるということです。

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今回も登山口で車中泊。

一の沢Pは安曇野から15分ほどの近さです。

紅葉シーズンでありながら平日のため半数程の車(約30台が停車可能)

皆既月食前日のため、夜でも行動ができるほどの明るさでした。

それにしても0時を越えると寒い。

シュラフと布団で寝ました。

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朝は真っ暗だったので下山後の写真です

4時30分起床、行動開始。

満月は西の山に隠れ、ライトを持って登山開始。

20分ほどアスファルト道路を登ると一の沢登山相談所。

登山カードに記入し、いよいよ入山。

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シーンと静まりかえった真っ暗な山道なのでクマよけの鈴を持ってこなかったことを後悔。

30分程で御神木の「山の神」、手を合わせ一礼。

クマザサに囲まれたなだらかな真っ暗な登山道が歩く。

6時前になるとやっとライト無しでも歩けるようになった。

6時30分、王滝ベンチ、ちょっと休憩。

昨日、安曇野のイオンで買った39円(閉店前の割引)のむすびで朝食。

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7時大滝。

シラビソ林から抜けて、太陽に輝く菜真黄色のダテカンバが鮮やか。

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7時烏帽子沢。

3組に追い越されるが、今回は変な闘争心はない。

膝に心配を抱え、ここまで来れただけで感謝。

ただひたすらに沢沿いの登山道を歩く。

傾斜が少ないので膝への負担が少ないので有りがたい。

 

7時30分、急に視界が開け、前常念?と常念乗越の一部が見えてきた。

7時40分、笠原沢。

台風18号の影響で空気が透き通り、山特有の青い空と空と紅葉のコントラストがきれい。

山頂が望めるだけに疲れは感じない。(実は山頂はもっと高いところにありました)

水量の多い沢伝いの登山道は花崗岩の山道。

ここまでは勾配は緩やかで、60越えの私でも心臓への負担はない。

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8時30分、いよいよ胸突き八丁、ここからは急傾斜。

ハシゴ場があったり、一部山崩れの場所があるが、去年の北岳や甲斐駒に比べればずいぶん楽。

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2250m地点が最終水場。

それにしてもまだ1本目の500mlのお茶がここまで残っている。

夏山と比べて水の消費はとても少なく、汗もかかず、疲れが全然違う。

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第一ベンチ(あと800m)、第二ベンチ(あと500m)、第三ベンチ(あと300m)

常念乗越へカウントダウン。

左手には常念岳が全容を現した。

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9時30分。

下をうつむいたまま、ピークに立ち、頭をあげると、そこには感動の槍穂のパノラマ。

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常念小屋へ荷揚げ作業をするヘリコプター

槍が近い。

大天井の左には立山連山。

これを見たさに5時間の登り。

前回の蝶ケ岳登山の敵討ちは完全にできた。

正面には槍穂のパノラマ、右手の大天井、左手に常念岳。

 

常念小屋の前の広場で槍穂をおかずに昼食。

(本当のおかずは昨夜イオンで買ったパックの酢豚と里いもの煮っころがし、まだ腐っていない)

39円のおかか入りのむすびもうまい。

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常念小屋(記念の手ぬぐいを購入)

 

10時、ここまで来たからには常念岳へ。

見上げれば花崗岩のガラ石のジグザグの登山道。

ペットボトル2本をベンチに置いて、ザックを軽くし、出発。

風はないものの寒い、手袋を持ってこなかった事を後悔。

足元には霜柱が立っている。

フリースをはおる。

 

それにしてもシャッターチャンスの連続。

西の空には雲一つなく、空気が澄みきり、山肌のコントラストまでが鮮やかに見える。

表銀座の縦走路、西岳の山小屋がくっきり。

 

11時30分、とうとう常念岳ピーク。

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本当に360度のパノラマ。

東から南へかけては雲海。

槍穂の独り占め。

今回は天気を選んでの登山とはいえ、これほどの絶景は初めて。

やっぱり北アルプスは日本一!

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前穂と枯沢カール

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奥穂~北穂~南岳~中岳~大喰岳~槍岳

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ちょっとはしゃぎ過ぎ、槍がうまくつかめず残念!

30分間、しっかり目に焼き付け、後ろ髪を引かれながら12時乗越に向けて下山。

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東側から雲が立ち上る常念岳

 

今日は皆既月食。

常念小屋で1泊し、北アルプスの天文ショーを見たいけど、明日は最後の稲刈り。

常念小屋で記念の手ぬぐいを買い、強行軍だが下山開始。

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東側下山道は眺望も悪く、ただひたすらに歩くだけ。

ともかく長い。

サポーターを巻いた左膝をできるだけ曲げないように歩く。

曲げる度に「コキッコキッ。」と音がする。

やばそう。

何人かに追いぬかれながらも自分のペースで下る。

4時を回ると山の裏側になるので薄暗い。

誰にも会わない。

5時前、やっとアスファルト道路に出るとたくさんのサル群れ。

やっかいなことになるといけないので、大声を上げ、ストックを振り回すと逃げてくれた。

 

5時10分、やっと車に到着。

今日は4時30分に起床し、12時間強の超ロング登山。

しかし、まだ今日は終わらず、これから7時間の岡山までのロングドライブ。

到着は深夜の1時の予定。

もうヨロヨロ、クタクタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2014/08
20

蝶ケ岳「山頂は雨 槍穂の眺望ゼロ 残念」
名山旅歩記

ぶどう収穫前の貴重なわずかの日々。

19日は少し晴れるという天気予報なので急きょアルプス行き決定。

 

前日、9時出発、中央道経由で17時、豊科IC着。

安曇野の「ほりでーゆ」で入浴(21:00~21:30)。

そこから山道を20分登り、三股の駐車場で車中泊。

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睡眠薬がよく効いたのか4時30分までぐっすり。

車のカーテンを開けると外は白んできていたので急いで起床。

あわてていたのと、薄暗かったのでメガネを忘れて出発。

途中まで全く気付かず。

 

林道を15分程歩くと、三股登山口、登山届は必要なしということ。

さらに10程進むと、常念と蝶ケ岳の別れ道。

常念へは三股からだと一の沢登山口より1時間余計にかかる。

左に曲がるとすぐ鉄の吊り橋。

一昨日の豪雨で水量は多い。

 

さらに20分程進むと有名な?ゴジラの木。

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実は昨日、松本に17時に着いたので時間つぶしに映画館に行った。

その時間帯にやっているのはGODZILLA。

仕方なく吹き替え版の3Dを見た。

それにしてもなんという偶然。

このあたりは見事なブナの大木が続く。

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視界のない稜線登りが続き、三股登山口から2時間でまめうち平、休憩。

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そこから先の蝶ケ岳新道も樹木に覆われ、ただただ登るだけ。

頂上直下のお花畑は西からの風が強く、もうここではガスではなく雨。

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9時、蝶ケ岳フュッテはガスの中。

ここまで4時間30分。

コース時間で登れたので、心配していた足は大丈夫のよう。

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とりあえず温かいものを頼むとカップヌードル(500円)。

ベンチを借りて弁当とみそ汁がわりのカップヌードルを流し込む。

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ピークはフュッテ横のしょぼいマーク。

周囲には誰もいない。

とりあえず証拠写真に撮る。

本当ならあの方向に槍が見えるのだが・・・。

槍穂どころか、すぐ側のフュッテもかすんでいた。

メガネがあっても見えない。

蝶ヶ岳稜線より

晴れていたらこんなに見えるそうです  (So-netさんのブログより)

 

9時30分下山開始。

1時間程下って雲の切れ目からやっと常念が顔を出した。

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14時、駐車場着。

登りにかかった時間と同じ、4時間30分。

去年、甲斐駒ケ岳で膝を痛めてからは下山に時間がとられる。

500mlのペットボトル4本持って行ったが、ガスや樹木に覆われた山道だったので

2本ですんだ。

それにしてもこの夏は梅雨のような天気で青空がない。

山行きもぶどうにも最悪。

 

この次のチャンスはぶどうの収穫の終わった10月10日頃?

再び北アルプスへリベンジ!

 

 

 

 

 

 


2014/07
22

足の回復確認「大山登山」
名山旅歩記

膝、足首の痛みで今年の登山を断念しかけていましたが、1週間程前から痛みがと

れたので足の回復具合の確認に大山に登ってみることにしました。

 

朝、2時30分自宅出発、中国自動車道溝口ICを降りて大山登山口に。

4時30分、周囲が白んできたので登山開始。

1合目~2合目までは石の階段。

そして6合目避難小屋までは丸太の階段。

いずれにしても膝にはよくありませんが、とにかく蒸し暑い。

駐車場の気温は20℃でしたが、標高1000mでも汗が浸り落ちます。

2年前の11月は雪道だったのですが・・・。

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いきなり背後から人影、それも集団、中学生の大山登山の一行です。

若い人は元気がよく、道を譲りました。

それにしても次から次と列が続きます。

一人の中学生に聞くと広島の清心中学校で180人もいるそうです。

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6合目避難小屋で中学生達は休憩。

再び先頭。

ここからは風が強く、シャツをはおりました。

ガスッているので寒かったです。

稜線の木道は視界がありません。

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登り始めて3時間、山頂に着きましたが霧ヶ峰状態でした。

誰もいません。

何も見えません。

ともかく弁当。

霧が流れ、メガネが曇る中で、むすびを頬張りました。

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証拠写真を撮ってもらいすぐ下山。

海の日の3連休直後でしたが、すごい人です。

下山では100人以上の登山者に会いました。

 

膝をかばいながら時間をかけて下山しました。

登りにかかった時間と同じです。(3時間)

 

今のところ、大きな痛みが出ていないので、アルプスに行けるかもしれません。

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<行程表>

登山開始  4:30

1合目   5:00

2合目   5:18

3合目   5:33

4合目   5:45

5合目   6:07

6合目   6:23

7合目   6:38

8合目   7:05

9合目   7:22

山頂    7:35

 

 

 

 


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