- 2012/08
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秘湯めぐり3 四万温泉「積善館」
秘湯めぐり
群馬県の積善館は300年の歴史がある日本最古の木造温泉宿です。またこの建物は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルとなったことでも有名な旅館です。狭い四万温泉街を北進すると左手に現れるレトロな建物が積善館です。正面玄関前の小川には映画でもあった赤い橋がかかっています。現在は20年前に新築された純和風の「佳松亭」も併設されていますが、値段も安いこのレトロな建物に泊まりました。安いだけに夕食は弁当、トイレは共同、布団も自分で上げ下げします。
本館(旧館)と佳松亭はエレベーターで繋がっています。少し迷路のようですが、途中「千と千尋の神隠し」でイメージモデルとなった「浪漫のトンネル」があります。佳松亭の4Fまでエレベーターで上がると、鬱蒼とした木立の中に露天風呂「杜の湯」があります。
本館の「元禄の湯」は昭和5年建築、大正ロマネスク様式を用いた当時のままの湯船です。源泉62℃、無色透明のナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉です。
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