農園ブログ

名山旅歩記

» ブログトップへ戻る

2012/12
07

天空のトレイル?「久住連山」
名山旅歩記

師走に入った12月2,3日大分県の九重高原に出かけました。予定していた2日(日)は天気が崩れたので登山を延期しました、この日は温泉三昧(柴石温泉、明礬温泉、別府砂湯温泉、長湯温泉) とし、南小国町の日本秘湯の宿「壁湯温泉」に泊まりました。

3日は快晴、登山口の牧の戸峠に向かい出発。牧の戸までは車で1時間ほどでしたが、黒川温泉を過ぎると、久住の山並みが見えてきました。エッ、なんと今回も?No.Bad!! 山頂が白くなっています!九州の山ならまだ紅葉もと期待して九州入りしたのですが裏切られました。先週の大山に続いて久住も冬山でした。今回もアイゼンは不携帯です。昨夜の北九州地方は小雨でしたが、山は雪になったようです。

それでも折角、ここまで来たのだから登れるところまでと気を取り直し、登山口に向かいました。ルートは牧の戸峠登山口—-沓掛山—-星生山—–久住山——赤川温泉登山口です。登山道はコンクリート舗装された階段でした。10分も登れば展望台に到着。風が強く、誰もいません。そこから先の階段は白くなっていました。雪が深ければ踏みしめて登ることができますが、昨夜の雪が解けて凍結しているため、丁度滑りやすくなっています。コンクリートの階段がかえって災いしています。コンクリートの階段の端の未舗装の土の部分を慎重に登りました。何人か下山してくる登山者に聞くと、久住山は南向きなので上の登山道の雪は溶けかかっているそうですが、ここから先はしばらく雪道が続くということでした。その人は登山口を朝、4時に出発したそうです。先週の大山ほどの雪ではないので、アイゼンなしでも何とか登れそうです。

1時間ほどで沓掛山(1503m)に到着。誰もいません。星生山、三俣山の山頂は雪で白く覆われ、灰色の雲が流れています。東に目を向けると久住山までのなだらかな縦走コースが見えます。南には瀬の本高原が広がり、そのはるか向こうに阿蘇が見えます。それにしても風が強く、帽子が飛ばされそうです。残念ですが今回はここで断念です。

山頂で写真を撮っていたら一人の女性が下山してきました。お話を聞くと今回で久住登山は80回目だそうです。75歳になったので今は他の山は登らず、この山一本だそうです。それほどこの山は四季を問わず魅力的な山ということなのでしょう。どのシーズンもいいそうですが、一番はミヤマキリシマが咲き乱れる6月だそうで、この季節に登る場合は牧の戸コースは大混雑をするので、急登攀はんでも赤川登山口からがいいと教えて下さいました。特に好きな景色は星生山から見下ろす大池だそうです。北九州の方でしたが、宿は毎回、九重高原コテージだそうです。安くて料理もよく、露天風呂からの景色も抜群だということです。6月はぶどうで忙しいもで花の時期は難しそうですが、来年必ず再チャレンジしようと思いました。

 

 

 


コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)