- 2014/08
- 03
八幡神社夏祭り「輪くぐり」
農園便り
今日は朝から台風12号の影響で小雨模様の天気でしたが、
豊久田八幡神社の夏祭りがありました。
昨日は総代の者が集まって萱(ススキ)の輪を作りました。
このススキはうちの山から刈り取ってきました。
輪のくぐり方は左から1回、続いて右から1回、そしてもう一度左からくぐります。
社内ではお祓い、祝詞、榊奉納に続いて、宮司さんが氏子全員の名前を読んで無病息災を
祈られました。
八幡神社の氏子は100軒余りですので、およそ400人程の名前です。
儀式が終わり、宮司さんが輪くぐりの由来について話されました。
風土記によると昔、疫病が流行した時にその難を逃れるために萱で輪を作り、
その中をくぐったということです。
萱を使うのは萱(ススキ)の葉は切れやすく、そのためヒイラギと同じように剣とみなさ
れるからだそうです。
最後に輪にした萱を抜いて、その1本で小さな輪を作りました。
これを玄関に下げておくと1年間、病気をしないそうです。