- 2014/08
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佐桑農園のぶどう紹介6 「ピオーネ」
農園便り
岡山でぶどうと言ったらピオーネ。
生産量、栽培面積共に全国1(シェア40%)です。
種がなく、大粒で口に入れるとツルンとむけやすく、甘味が強く、子どもから大人まで幅
広く人気のあるぶどうです。
昭和32年、静岡県の井川秀雄氏が母種「巨峰」と母種「カノンホール・マスカット」
(マスカット・オブ・アレキサンドリアの4倍体)を交配し、育成されました。
巨峰の 柔らかでみずみずしい果肉と上品な香りを、アレキの大きい粒とさわやかな風味を
受け継いでいます。
昭和48年にピオーネ(イタリア語で開拓者という意味)として名称登録されました。
岡山では昭和50年頃導入されるようになり、本園も平成元年に12本を植えました。
3年前から毎年何本かずつ植栽し直しています。
他の品種に比べて栽培しやすい品種ですが、近年は温暖化の影響で着色が十分でないとい
う問題が起きています。(糖度は十分なのですが)