農園ブログ

» ブログトップへ戻る

2012/12
31

餅つき & 年忘れ大忘年会
農園便り

我が家では毎年、正月餅は臼と杵でついています。今年は全部で11臼ですが、26日、30日と2日に分けてつきました。26日分は遠方の親せきに送る分です。30日は近所のぶどう農家のMさん夫妻、岡山の弟家族、神戸のDさんとで大人数の餅つきになりました。この日は朝から雨のため、屋内での餅つきでした。

  

  

 

今年は弟の息子達が帰ってきたので、私はほとんどつかないですみました。マキを燃やしてセイロで餅米を蒸しますが、今年は蒸し加減がよくていい餅になりました。ついでに弟が小豆島で釣ってきた真鯛を塩焼きにしました。

夜は弟家族、息子達の義母さん等、15人での宴会でした。30日は次男の誕生日なので小さなケーキでお祝いをしました。


2012/12
24

遅~い 黒豆収穫
農園便り

季節限定のサラリーマン生活に戻ったのと、12月が天候不順だったのとで、黒豆の収穫がずいぶん遅れてしまいました。

 

やっと天皇誕生日の3連休に収穫しました。刈り取った豆の枝を束にして運搬車で家まで持ち帰ります。そして葉タバコ乾燥場に入れ、2日間、灯油バーナーで乾燥させます。今年は葉を取る手間がなかったので大きな束となり、乾燥時間も少し長くなりました。

スレッシャーという機械で、豆をこぎます。10a程度の黒豆なら1時間ほどでひくことができます。今年は去年よりたくさん豆が付いており、収穫量は多かったです。山になった豆ガラはぶどう畑に持って行きます。

3L,2L,Lと大きさによって選別すれば買い取り価格は高くなりますが、面倒なので業者さんにつっこみで買ってもらいます。残念なことに今年は去年より低くて1kg850円でした。

  


2012/12
09

裏山ガーデン 2度目の冬を迎えました
裏山通信

昨晩はストーブを焚いてもどうも部屋が暖かくならないと思っていたら、朝、起きて見ると雪化粧でした。裏山ガーデンにも2,3cmの雪が積もっていました。

  

  

10月から昔のサラリーマン生活に戻っているので、10日ぶりの裏山ガーデンです。柿にも雪が積もっています。この前まで実を付けていたイチジクは葉を落としていました。ガーデンハウスのベランダも露天風呂の温水施設つくりも途中止めになっています。このガーデンは北向きなの北風がまともに当たり、植物にとっては厳しい冬となります。

庭先に置いていた鉢物をハウスの中に入れました。サフィニアはまだきれいな花をつけていました。年々数が増えるので今はサフィニア、初雪かずら、フクシア、ランタナだけをビニルハウスに入れています。4月には挿し芽にして増やします。

  

 


2012/12
07

天空のトレイル?「久住連山」
名山旅歩記

師走に入った12月2,3日大分県の九重高原に出かけました。予定していた2日(日)は天気が崩れたので登山を延期しました、この日は温泉三昧(柴石温泉、明礬温泉、別府砂湯温泉、長湯温泉) とし、南小国町の日本秘湯の宿「壁湯温泉」に泊まりました。

3日は快晴、登山口の牧の戸峠に向かい出発。牧の戸までは車で1時間ほどでしたが、黒川温泉を過ぎると、久住の山並みが見えてきました。エッ、なんと今回も?No.Bad!! 山頂が白くなっています!九州の山ならまだ紅葉もと期待して九州入りしたのですが裏切られました。先週の大山に続いて久住も冬山でした。今回もアイゼンは不携帯です。昨夜の北九州地方は小雨でしたが、山は雪になったようです。

それでも折角、ここまで来たのだから登れるところまでと気を取り直し、登山口に向かいました。ルートは牧の戸峠登山口—-沓掛山—-星生山—–久住山——赤川温泉登山口です。登山道はコンクリート舗装された階段でした。10分も登れば展望台に到着。風が強く、誰もいません。そこから先の階段は白くなっていました。雪が深ければ踏みしめて登ることができますが、昨夜の雪が解けて凍結しているため、丁度滑りやすくなっています。コンクリートの階段がかえって災いしています。コンクリートの階段の端の未舗装の土の部分を慎重に登りました。何人か下山してくる登山者に聞くと、久住山は南向きなので上の登山道の雪は溶けかかっているそうですが、ここから先はしばらく雪道が続くということでした。その人は登山口を朝、4時に出発したそうです。先週の大山ほどの雪ではないので、アイゼンなしでも何とか登れそうです。

1時間ほどで沓掛山(1503m)に到着。誰もいません。星生山、三俣山の山頂は雪で白く覆われ、灰色の雲が流れています。東に目を向けると久住山までのなだらかな縦走コースが見えます。南には瀬の本高原が広がり、そのはるか向こうに阿蘇が見えます。それにしても風が強く、帽子が飛ばされそうです。残念ですが今回はここで断念です。

山頂で写真を撮っていたら一人の女性が下山してきました。お話を聞くと今回で久住登山は80回目だそうです。75歳になったので今は他の山は登らず、この山一本だそうです。それほどこの山は四季を問わず魅力的な山ということなのでしょう。どのシーズンもいいそうですが、一番はミヤマキリシマが咲き乱れる6月だそうで、この季節に登る場合は牧の戸コースは大混雑をするので、急登攀はんでも赤川登山口からがいいと教えて下さいました。特に好きな景色は星生山から見下ろす大池だそうです。北九州の方でしたが、宿は毎回、九重高原コテージだそうです。安くて料理もよく、露天風呂からの景色も抜群だということです。6月はぶどうで忙しいもで花の時期は難しそうですが、来年必ず再チャレンジしようと思いました。

 

 

 


2012/12
04

秘湯めぐり6 壁湯温泉「福元屋」
秘湯めぐり

予約のなかなかとれない壁湯温泉「福元屋」に泊まることができました。九州の温泉誌ではいつも上位なランクされている「日本秘湯の会」の温泉宿です。5年前に部分改装し、部屋数が9室とこじんまりとした湯宿です。

  

この宿の自慢は何と言っても、御主人が手掘りの川に面した壁湯です。仲居さんの話だとその量は毎分バケツに70杯だそうです。大水が出て浴槽が浸かることがあるそうですが、掃除をするために水を抜いてもすぐ一杯になるほど湯量が豊富だそうです。深い所では1m近くありますが、本当に石がゴロゴロ転がっている水底が透き通って見えます。

駐車場から宿泊棟までは30m程の階段を降りますが、その道の趣きが素晴らしいです。初冬のたたずまいが随所に感じられました。私はこの玄関までのアプローチが一番好きです。

  

玄関を入ると、アンティークな小物や民芸品が上品にレイアウトされています。廊下や階段の板は黒光りがし、歩くとキュキュと音がします。トイレは共同トイレになりますが、部屋の窓から小国川に映る木々が実に見事です。新緑、紅葉の季節はさぞかし美しいだろうと思います。

  

 

 

食事処は1Fの大広間で、純和風の料理が並びます。少人数の宿のため、いいタイミングで温かい料理が運ばれてきます。豊後牛の陶板焼きは塩で食べたら絶品です。ごはんは「香り米」といって「ひとめぼれ」という品種です。すべて完食です。

  

風呂はこの壁湯(混浴ですが女性は湯着OK)と女性専用の洞窟風呂、家族湯が一つ、そして内風呂も家族湯として使うことができます。壁湯は加温をしていないため35℃です。その湯に40分浸かると風呂から上がった時、身体がほっほっと温まるそうです。今回は20分程しか入らなかったり、外気温が低くかったりしたため、少し寒かったです。また川のすぐ縁に石をくり抜いてできた小さな湯船がありましたが、ここは夏は最高だと思います。一泊12,000円、リピーターになります。