佐桑農園（サクワノウエン）

今シーズンのぶどう販売も、シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツをわずかに残すだけとなりました。そこでささやかではありますが、日頃の感謝を込め、瀬戸ジャイアンツ特選贈答用を期間限定特別価格にて販売させていただきます。

■ 瀬戸ジャイアンツ特選贈答用 [ 4房・約2.4kg ]

4房入り通常価格 ￥4,000 → セール価格￥3,500（20箱限定）

また、4房は多いし,ちょっと高いかなとお考えのお客様には、
2房入りのお手頃サイズの商品もご用意いたしました。

2房入り￥2,300（10箱限定）

ご用意させて頂く瀬戸ジャイアンツは他のぶどうとのセット用としてこれまで残しておいた特選ぶどうです。房は２キロ箱に入りきれない程のジャンボサイズです。箱の総重量も２，５キロを超しています。「桃太郎」として売ればこのような価格にはなりません。写真のように粒も大きく、今が食べ頃になっています。他店と比べていただいても、自信を持ってお勧めできるお買い得商品です。

数量に限りがございますので、ご注文はお早めに！セール期間は１０月１日～７日の１週間ですが、なくなり次第終了します。

» 商品のご購入は、電話、FAXにてお願いします。

ＴＥＬ　０８６８－３８－３８９６

ＦＡＸ　０８６８－３８－６６１６

シーズン後半になってネットでの注文も来るようになりましたが、先日、静岡県から瀬戸ジャイアンツの注文が来ました。その際「粒のそろったものを送ってほしい」というリクエストがありました。理由を聞いてみると、注文の主は和菓子屋さんで、いちご大福のようにモチで瀬戸ジャイアンツを包んだお菓子を作るそうです。津山のフランス料理店が佐桑農園のブルーベリーや栗を料理に使って下さっていますが、今度は和菓子です。商売を抜きにして本当にうれしいです。どんな作品になるのか楽しみで、できあがった和菓子を早く食べてみたいです。早速、選りすぐりのぶどうを静岡に送りました。

東洋のマチュピチュと言われている和田山の竹田城に行きました。今年、高倉健主演「あなたへ」のロケ地となった名城です。自動車は一方通行になっていて北側から大きく周回して細い道を登ります。駐車場から山頂までは徒歩で２０分、コンクリート舗装の坂道です。

この竹田城は１４４３年に築城され、幾多の戦禍に巻き込まれた歴史的な山城です。２００６年には日本１００名城に選定されました。パンフレットにある雲海の中の竹田城の写真は本当にマチュピチュのようです。よくこれだけの石を山頂に積み上げたものだと感心しました。

北千畳から天守閣を望む

この南千畳で「あなたへ」のロケが行われました。田中裕子さんの歌声が素敵でした。

南千畳から天守閣を望む

この山城は戦いの場となっただけでなく、６００年に渡り、四季の移ろいや人々の営みを見守ってきたと思うと感慨もひとしおです。

桜や雪景色の季節にもう一度訪れたい山城です。

竹田城から４キロのところにある「よふど温泉」で汗を流しました。露天風呂は静かな林の中にあります。

私はシャインマスカッットがぶどうの中で１番美味しいと思っていますが、知名度はまだ低いです。そこでぶどうを買いに来てくださる方に試食してもらったり、宅配便で全国発送するお馴染みさんに御試し用として１房入れたりしていたところ、終盤になってシャインの注文が出てきました。「このぶどうを食べたら他のぶどうは食べれん。」とシャインマニアになり、「定期的に発送して」と言って下さる方もおられます。

また「瀬戸ジャイアンツも食べたいし、シャインも。」というお客様用に「シャインマスカット＆瀬戸ジャイアンツの特選贈答用セット」の超豪華セットを作ったところ、結構、注文がありました。これでなんとかシャインマスカッットも完売しそうです。

ピオーネ、オーロラも終わり、津山市杉宮に出していた直売所を閉じました。これからは緑系ぶどうの瀬戸ジャイアンツとシャインマスカットです。緑系ぶどうはどうしても価格が高いので販売しにくいのですが、大口のインターネット予約が入りました。埼玉の方でしたが、よく佐桑農園を見つけて下さったなと感謝しました。また、今日は元同僚だったＮさんがこのホームページを見つけて注文をして下さいました。彼女は坂出の人ですが、新採で県北の職場で３年間頑張った人です。久しぶりの連絡にうれしくなりました。

先週の土曜日、親戚の結婚式が岡山でありました。会場は岡山駅に隣接しているＧホテルです。その売店にマスカットの１．５キロ箱がありました。その値段を見て愕然！６，４００円です。１房しか入っていないのに・・・。

今日は近くの中国縦貫道のＳＡに立ち寄ったところ、果物コーナーを見るとここでもエッ～！佐桑農園と同じ２キロ箱の瀬戸ジャイアンツが５，２００円で売られていました。１．５キロ箱でも４，０００円です。佐桑農園で販売している価格の１．５倍の高さです。無理だろうと思いますが、その隣りで販売させてもらえればなあ・・・・。

佐桑農園の自慢の瀬戸ジャイアンツ（桃太郎ぶどう）・・・２キロ箱ですが、どれも２．７キロ以上です。ぶどうが大きすぎてもうこれ以上入りません。

大好きなアサヒドライと！　秋のビールも　ウマ～イ！！

モモ・クリ３年、カキ８年と言いますが、ポロタン（クリ）を植えて４年がたちます。１５本植えましたが、この４年のうちに３本が枯れていまいました。根付いた木々には今、２０個ほどのイガグリがついています。その中のいくつかが実を落し始めました。まだ幼木のためか、利平や銀寄等に比べるとやや小さい実です。

早速、家に持ち帰り、レンジでチンしました。荒皮をナイフで少し傷つけてから電子レンジ（７００ｗ）で約２分間加熱すると素で手で簡単に剥けました。ポロタンの名前の通り、渋皮がポロッと剥けました。ほっこりしていて甘かったです。

２度目の栗の下草刈りをしました。利平や銀寄も台風１６号の被害はなく、大きなイガをつけています。

利平の老木（推定５０年？）

ポロタンの若木

本園にはシャインマスカットの木が９本あります。３年目の木が１本、２年目の木が８本です。３年目の１本というのは、３年前はシャインは出始めだったのでどこに頼んでも苗木の入手が難しかったのですが、なじみの苗木屋さんに無理を言って１本だけ分けてもらったものです。（今は自由に何本でも買えます）　その１本に今年は形も整い、粒の大きさも安定した房がつきました。まだシャインを知らない人が多いので、ぶどうを買いに着て下さる方に試食してもらっています。その誰もが「おいしい！」と言って下さいます。地方発送の注文もありますが、「このぶどうはぜひ自分で食べたいので分けて下さい」と言われます。２年目の木もかなり房をつけているので、家庭用として食べてもらっています。若木なので粒の形はまだドングリのような縦長の形ではなく、少し丸みを帯びています。

私が不勉強だったのですが、シャインマスカットは目いっぱい甘いのがシャインの「売り」（特徴）だと思っていましたが、今日、来られた業者の方に聞くと「１０月までずっと木につけておくと糖度は高くなるけど、酸味が抜けてしまい、ただ甘いだけのぶどうになってしまう。おいしいのは程良い酸味が必要。遅くまで置かないで、適当な時期に出荷した方がいい。」と教えてもらいました。納得です。

ノースビレッジの売店や湯郷(美作市）のホテルには２ｋｇ箱（４房入り）ではなく、１房売りにして置いています。瀬戸ジャイアンツも１房売りにしています。休日には即完売です。

ぶどう選果場は去年までは自分の畑の隣りでしたが、今年からは７ｋｍ程離れたＪＡの本所で行っています。今年はまだＪＡに出荷していないので新しい選果場を見学に行きました。

入口には持ち込まれたぶどうの箱がうず高く積まれています。ＪＡ職員の人達がその箱からぶどうを取り出し、１房ずつ、玉の数や色つきを調べ,等級を決めていました。もし傷や痛みがあれば生産者に差し戻しです。厳しいチェックの末に「岡山県勝央産のぶどう」として市場に出ていきます。

ピオーネ、オーロラブラックはすべて小売で完売しましたが、今年から生産量が増えた瀬戸ジャイアンツはこの選果場（農協）へ出荷しないと小売で全部売り切るのは難しいかもしれません。

ぶどうの収穫に追われていたため、ブルーベリーの世話が全くできていませんでした。追肥として菜種カスと緩効性の有機肥料をやろうと久しぶりにブルーベリー園へ行ったところ、大変です。 何本かの木にチャドクガの幼虫が発生していました。この害虫はよくお茶やサザンカ等の木に発生しますが、ブルーベリーの葉も好きなようです。この毛虫の針が刺さるととんでもない痛みがします。屍骸の針でも激しい痛みです。（オコゼに刺された傷みまではいきませんが、それでもかなりのものです。）見つけた場合は屍骸でも土の中に埋めて毛が飛び散らないようにしなければなりません。無農薬を続けていいるの で殺虫剤は使わず、手袋をはめて１匹ずつ手で取り、ナイロン袋の中に入れました。去年はミノムシが大発生し、葉を食い荒らされましたが、今年はさらなる強敵の出現です。無農薬栽培は想定外なことが多いです。

チャドクガの幼虫　　　　　　　　　ラビットアイ系はまだ実をつけています。

ピオーネに続き、オーロラブラックも完売寸前です。枝にはＢ級の房しか残っていません。お礼肥えとして燐硝安加里Ｓ６０４を入れる準備をしました。早く吸収させて樹勢を回復させるには、６～７割収穫時に肥え振りをすればいいそうですが、時期としては少し遅いようです。近所では稲刈りが始まっていますが、脱穀後のモミ殻をもらってきて木の周りに入れています。

この春に植えたイチジク（ドーウィン）２０本、今年の暑さと日照りにも負けず、順調に大きくなっています。キウイは１６本中、３本が枯れてしまいました。畑を１ケ月放っておくと草がボーボーになります。草刈りをするかわりに、これまで二度、トラクターで耕しましたが、今もまた雑草と背丈の競争をしています。ここにはアグリセンターから買ってきた軽トラ４杯分の堆肥を入れました。台風１６号の雨で地中に滲みていくと思います。

ドーウィン　（新植５年目）