農園ブログ

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2013/07
31

「虎太郎くんちのブルーベリー」マスコットラベルができました
農園便り

とても可愛いラベルができました。制作者はこのHPを作ったウェブデザイナーの次男です。これまでは店頭に並べる時、お客さんの目に留まりやすいよう私が作ったラベルを貼っていましたが、とても洗練されたラベルに変わりました。ちなみに虎太郎とは我が家の5歳のオス猫です。今は目つきが悪くなりましたが、子猫の時はとても可愛かったです。今はファーマーズマーケット勝央(ノースビレッジ)、美作市道の駅「彩々茶屋」、湯郷温泉「美春閣」に置いています。1パック(100g)300円の安さです。ブルーベリーは趣味の域を出ず、今年も赤字経営です。ピークを過ぎたので数に限りがありますが、ぜひ手にとって見て下さい。農薬は全く使っていません。そのまま口にすることができます。

   

昔の面影はなく、朝帰りの多い虎太郎    収穫直後のブルーベリー

 

 

 

 

 

 

 

 


2013/07
30

盛夏「獲ったぞ!マムシ 採ったぞ!ジャガイモ&トマト」
農園便り

この3日間は水田(1.4ha)の畔とぶどうの下の草刈りです。長い畔は100mを越えます。畔草刈りはこれで今年3回目になります。この後、収穫前と収穫後にもしなくてはいけません。夏の草刈りは1日に4,5回着替えをします。

  

    100mの畔

畔草刈りをしていて、今年2匹目のマムシを見つけました。私はヘビが大の苦手ですが、逃がすと大変なので、草刈り機という武器で戦いました。勿論、私の勝利です。ヘビは写真でも嫌なので今回も写真は載せません。

  

Befor(草がぼうぼうのぶどう園)      After(草刈り後)

 

遅くなっていたジャガイモを掘り上げました。今年は全体的の小粒です。忙しくて脇芽を伸び放題にしていたのでイモに栄養がいかなかったことが原因と考えられます。また春から夏にかけて雨が極端に少なく、猛暑だったのも関係しているのかもしれまん。

大玉トマト(桃太郎)とミニトマトが食べ頃を迎えました。無農薬、有機肥料、完熟収穫なので噛みごたえがあり、甘いです。黄色のアイコは特に甘いです。友人や親せきに配っても食べきれません。近くの人は誰かもらって下さい。

  

 

ぺピーノという果物(野菜?)熟し始めました。ほんのり甘く、メロンのような味です。

  

 植えっぱなしのペピーノ 

 

 


2013/07
29

北の国から2013
農園便り

 

「北の国から」は誰もが知っているテレビドラマですが、当時、話題になっていたものの私は見ていませんでした。何年かごとに放映された「83冬」「92巣立ち」「帰郷」・・のスペシャルを見てはまってしまいました。麓郷には10年程前に行ったことがありましたが、「拾って来た家」のロケ現場が残されているとのことだったので足を運びました。(前夜、富良野のレンタルショップに「北の国から」のCDを借りに行きましたが、すべて貸し出し中でありませんでした。)

 

最初の家、丸太小屋、3番目の家

  

 

東京から帰って初めて住んだという「最初の家」は老朽化のため立ち入り禁止でした。沢から水道を引いた桶とパイプが残っていました。焼失したことになっている丸太小屋は当時のままにありました。

 

北の国からと言えば「石の家」

  

 

 

 

北の国からといえばやはりこの風景です。いい年をしていますが、感激でした。まだ風力発電機の風車が回っていました。一番見たかった石の風呂にも入ってみました。

 

拾って来た家ーやがて街ー

  

  

  

純と結の家、雪子の家等がバスやスキーのゴンドラや廃材を使って作られていました。うちの奥様は「自分が住むのだったら、純の家は絶対いやだ。雪子の家がいい。」と言っていました。主張はわかるけど感性が合わないとのことでした。

最後の作品となった「遺言」で五郎が子ども達にあてて書いた手紙の碑がありました。


2013/07
28

北海道「花のガーデン街道」
農園便り

北海道へ格安で行く方法

ぶどうの仕事が一段落したので北海道に行ってきました(7月17日~24日)。登山口で前泊をしなければならないため、新日本海フェリーを利用し、車で行くことにしました。これまでは直接、舞鶴フェリーターミナルで予約し、当日、窓口でチケットを購入していましたが、今回はヴィーナストラベル(06-6348-0571)のトクトクマイカープランを利用しました。これだと出発の期日によって値段は違いますがずいぶん安く行くことができました。小樽のオーセントホテル1泊もついています。5m未満の車両、夫婦2人個室で往復約6万円です。個人的に予約をすると車両30,500円、2人個室18,500円、同乗者9,300円と片道だけで6万円を越えてしまいます。

 

花のガーデン街道

旭川~富良野~十勝を結ぶ全長約200kmの間に7つのガーデンがあります。また富良野周辺にはこれ以外にもラベンダー園をはじめ、見ごたえのあるガーデンがあり人気のコースです。今回は行程の都合で上野ガーデン、十勝ヒルズには行くことができませんでした。

 

十勝の千年森

「アース・ガーデン(大地の庭)」「メドウ・ガーデン(野の花の庭)」からなる日高山脈の北に広がるスケールの広いガーデンです。

  

  

右の写真はセグウェーといって身体を前倒しにすると前進、後ろ体重にするとバックする乗り物です。

 

紫竹ガーデン

紫竹ガーデンは、紫竹昭葉さんが十勝平野の田園地帯に20年かけて作ったガーデンです。趣味で始めた庭園が今では15000坪の広さになり、四季を通して2500種の草花が花を咲かせます。宿根ボーダーガーデン、クレマチスの小径、 白い花を集めたホワイトガーデン、ロックガーデン等があります。私はガーデン街道の中でこの紫竹ガーデンが一番好きです。

  

  

先頭で案内している女性(花柄のブラウス)が紫竹さんです。

  

 

 

 

③真鍋庭園

  

 

真鍋庭園は、帯広駅から15分のところにある24000坪の庭園です。日本庭園、西洋風庭園があり、主に樹木を中心として庭園です。広大な敷地にはニジマスの泳ぐ池や人工の滝、ツリーハウス等がありました。入園料はここだけ800円。ちょっと高いかな。

  

  

ツリーハウス

 

 

風のガーデン

富良野プリンスホテルに隣接したガーデンで、中井貴一主演の「風のガーデン」の舞台となりました。駐車場からガーデンまでは歩けば5分程かかりますが、分刻みで運行するワゴンバスで往復のサービスがありました。

  

   

 

六花の森

デ北海道の銘菓「六花亭」の包装紙にあるハマナスやカタクリなどの十勝六花描いた坂本直行氏の記念館があります。

  

  

   

制作者はKONDOさんです。どこが正面なのかわからないので、同じ彫刻を4方向から撮影しました。

 

四季彩の丘

四季彩の丘は「北海道ガーデン街道」には入っていません。この写真は一昨年のものです。

  

  

 

 

 

 

 


2013/07
28

1週間で大変「草ぼうぼう、新たな害獣被害」
農園便り

1週間、留守にしていた間に裏山ガーデンは雑草に覆われて見る影もないほどになっていました。全部抜いて管理機で耕し、ビンカやコリウス等の苗を植えました。

  

       Befor             After

ぶどうは摘芯したツルの先にまた実が付いたり、キュウイは直枝が伸び放題になっていたので切り落としました。

  

     Befor             After

  

     Befor             After

 

今度はメロンとカボチャがやられました。これはどうやらイノシシのようです。まだ小さい実までかじられています。隣りの美作市の被害は聞いていましたが、とうとう勝央町まで被害が広がりました。シカ以上に対策が大変です。

  

また草刈りをしていてビックリしました。田の畔が30m程に渡ってズタズタになっていました。何事が起ったのかとよく見ると無数のシカ の足跡です。この田は開発公社の農業用水(ダムの水)を利用しているので、取り入れ口付近がシカの水場になっていました。まあよくこんな所を知っているものだと驚きます。神出鬼没です。

右側の溜まり水が絶好の水場となっているようです

 

 

 


2013/07
27

秘湯めぐり7 支笏湖「丸駒温泉」
秘湯めぐり

大将4年創業の湖畔の秘湯の宿。昔は週1回の定期船でしか行けなかったそうですが、今は支笏湖温泉街から車で10分。

  

 

今回は「じゃらんネット」で予約をしたので1泊が10,800円の安さでした。またこれには家族風呂(2,500円)の特約付いていました。通常料金より安いので山側の部屋かと思っていましたが、湖側でした。まだ、夏が始まったばかりで平日ということでお客が少なかったからでしょう。部屋はよかったのですが夕食はかなり貧弱でした。(安いからしかたがないか) 朝食は普通のバイキングでした。

  

この宿の一番の楽しみは湖畔に面した露天風呂。私の中では3本の指に入るお気に入りの温泉です。

内湯の横の通路を30m程、進むとこの露天風呂があります。ここ何年かは支笏湖の水位が下がっているため、深さはヘソ辺りです。以前は泳ぐことができるほどの深さがありました。丸い小石が敷いてある水底からコンコンとお湯がわき出し、24時間入浴可能です。透明度が高く、水底の揺らめきまでよく見えます。そして支笏湖の対岸の風不死山が望まれるロケーションが素晴らしいです。湯温も適温で、長湯ができます。

  

内風呂横の露天風呂              家族風呂

  

 


2013/07
26

雲上の散策「大雪山縦走」(黒岳~北海岳~白雲岳~赤岳~銀泉台)
名山旅歩記

一昨年に続いての大雪山縦走です。前回は黒岳石室に泊まり、旭岳への縦走コースでしたが、今回は日程の都合で黒岳~銀泉台の日帰りコースです。高山植物いっぱいの日本一の雲上散策でした。

 

2013年7月19日(金)

層雲峡ロープェー—–リフト——黒岳登山口——-黒岳——黒岳石室——

6:00                        6:20           6:30            7:40         8:00

—-北海岳——白雲分岐——–赤岳——コマクサ平———-銀泉台

9:45      10:50     11:30          12:40           13:50

 

温泉街のセブンイレブンで食料を仕入れ、層雲峡ロープェー駐車場で車中泊。

5時起床、身支度を整えてロープェー乗り場へ。階段を上がると、もう10人余りの登山者がベンチに座っていた。チケット売り場が開いたのは始発便の15分前。片道 チケット(1000円)を購入し、列に並ぶ。6時始発のゴンドラはほぼ満員(定員は100人)。自分もそうだが、ほとんどがシルバー世代。

登り始めは雲に覆わ れていたが終着駅付近で雲が切れ、一瞬のうちに青空が現れた。ゴンドラの乗客から一斉に「オオウ!」と歓声が上がる。下界は曇っていても山の上は別世界。正に雲上の世界。

 

終着駅から5分ほど歩いてペア―リフト乗り 場へ。リフト(片道600円)は5分ほどで黒岳登山口に到着。

  

6時30分いよいよ登山開始。この登山道はよく整備されており、黒岳山頂まで一気に登ることができる。空は澄み渡り、途中のまねきネコ岩も良く見える。本当に山の上の空の蒼さというのは独特。(紫外線は強いだろうなあ)

 

7時40分、黒岳山頂に先頭で到着。(始発のゴンドラの中はほとんどシルバー世代なので自慢にならないが、自分としては頑張った)

足元には高山植物、目の先には大雪の大パノラマが広がる黒岳山頂。桂月岳、北鎮岳にも雲がない。見渡す限り大雪山の大パノラマが広がる。1時間10分の頑張りで、これだけ素晴らしい絶景を手にできる所は他にない。ここから先のコースは私の中ではBEST1。

  

北鎮岳の中腹には「白鳥の雪渓」と「千鳥の雪渓」が見られる。

石室までの20分の下り階段の両脇も高山植物でいっぱい。名前の通り「美ヶ原」。石室でお土産の手ぬぐいを買う。

そこから先も誰一人いない。大雪山独り占めの贅沢。高度差のない、なだらかな登山道が続く。今回の登山は今までで一番早い時期なので、花は今が盛りで、残雪も多い。

赤石川の水量も多い。雪渓の隙間から吹き上がって来る風が気持ち良い。全くハイキング気分で歩く。

クジャク岩の下はこれまた見事なお花畑。エゾコザクラ、イワブクロ、イワブクロ・・・。

  

9時45分、北海岳。ベンチに座っていたフランスからの留学生から砂糖菓子の「かりんと」をもらう。日本語はたどたどしいが慶応大学3回生だそうで、これから白雲岳に向かうとのこと。

  

北海岳からは花の数は減ったが高度差のない山道。

11時、白雲分岐。ここで昼食休憩。赤岳まであと2Km。

11時15分、10年ぶりの赤岳。

 

北鎮へ続くパノラマの景色と別れを告げ、コマクサ平へ急ぐ。コマクサ平はその名のとおり、可憐なコマクサが今を盛りに咲いていた。ここには銀泉台から登ってきたバスツアーの人達でいっぱいだった。かなり高齢と思われる方もいた。元気が一番。

  

ここから銀泉台までの5つの雪渓はアイゼンは必要ないが、広くて長い。何度か銀泉台から登ったことがあるが、これほど大きな雪渓は初めて。雪渓のあるおかげで最短距離を歩くことができ、時間短縮になっている。斜度がきつい部分はスコップで階段がつくられており、安全に下ることができた。

   

 

銀泉台への登山道は雪解け水のため、チョロチョロと水が流れていて歩きにくかった。

   

 

  

 

13時50分、銀泉台。ほぼ予定通りに到着することができた。黒岳から銀泉台へ縦走する人のために、15時30分の黒岳行きのバスがある。

銀泉台の登山口には昔、「銀泉台ヒュッテ」があった。手の届く所までやってくる可愛いシマリスがいた。家族で泊まったことがあったが、今は跡形もない。立派な登山事務所とトイレができていた。

  

登山口にある水場であるだけのペットボトルに大雪の水を詰め込んだ。林道を下り、層雲峡の「黒岳の湯」で汗を流す。体重計に乗ると今日の縦走で2kg減のダイエット。明日はいよいよニペソツ山へ。

 

 


2013/07
25

標高年(2013年)東大雪最高峰ニペソツ(2013m)登山
名山旅歩記

 

東大雪の最高峰ニペソツ山は今年、標高年です。アップダウンの多い、下山も登り返しのある厳しい山ということでしたが、「今年がチャンス」と挑戦してみることにしました。前日に大雪を縦走したばかりなので体力を心配していましたが、11時間30分、厳しかったけど感動いっぱいの山登りとなりました。

< 登り>

杉沢登山口—–小天狗——前天狗——-天狗岳——ニペソツ山

3:50              5:40           7:10          7:45            9:20

<下り>

ニペソツ山——天狗岳——前天狗———-小天狗———杉沢登山口

9:45      11:00   11:30            13:00           14:20

 

2013年7月20日(土)

3時30分、車中泊の窓越しに見る外の景色が白んできた。(北海道の日の出は岡山より1時間早い4時30分) あわてて車から出るともうすでに登山口には数人の人影。急いで身支度を整え、3時50分、登山開始。まず最初の関門は十六ノ沢川にかかるエゾ松の丸太越え。まだエンジンのかかっていない身体なので4点歩行で慎重に渡る。

  

登山口前の駐車スペース         十六ノ沢川に渡されたエゾ松の丸太橋

登り始めて5分、「コンコンコンコン」、姿は見えないけどキツツキ(クマゲラ?)が木を叩く音が聞こえる。北海道だなあとワクワクしながら樹林帯の坂道を歩く。登山口から1時間は展望の利かない樹林帯。途中、何箇所か登山道にエゾ松の倒木があり、下をくぐって進む。森林限界あたりまで広い尾根歩き。

  

登山道をふさぐエゾ松の倒木          小天狗下の大岩

5時40分、小天狗をトラバースして東の大岩に出る。ここは足場も手をかける岩もわずかで、少しでもバランスを崩すと落下する危険な場所。前のパーティ―から「お先にどうぞ」と言われ、道を譲られたものの、へっぴり腰でなんとか通過する。

この先は高度差のない山道。エゾ松の樹林帯が切れ、左手にウペペサンケ山が見えてきた。石狩連峰の山並みを眺めながら気分良く進む。シャクナゲが咲いている小さなキャンプサイトからは緩やかな登りになった。ここからの登山道は狭く、夜露に濡れたクマザサでウエアも濡れる。6時20分、急に視野が開けた。石狩連峰の大パノラマ。登り始めて1時間30分、ここで、朝食休憩。後続者もみんなここで休憩をする。空気がうまい。

ここから前天狗まで雪渓の美しい大雪連峰を眺めながら歩く。ガレ場とハイマツ帯の登りだったが、ハイマツは全部、積雪のため横に伸びている。  

ニペソツが見える小天狗まであと10mになった。いっぺんにその姿を見ようと頭を下げて登る。「10,9,8・・・3,2,1」、頭を上げると天狗岳のはるか向こうにニペソツの雄姿があった。独立峰ニペソツに感動!このコースのハイライト。

天狗岳の遥かむこうにそびえるニペソツ

学生のテントが二つ張られていた。ここから見る日の出、日没のニペソツはどんなに素晴らしいだろう。この場所はケルンや簡易トイレもあり、結構、広い。

  

ニペソツは天狗岳の遥か先。体力の心配もあったが、今年は標高年、ここであきらめたら絶対に後悔が残ると思い、何枚か写真を撮ったらすぐ出発。

下から眺める前天狗のガレ場

縦走路の先の下りの岩場は、登山道がはっきりせず、赤いマークのリボンを探しながら下る。この岩場はトムラウシの頂上あたりの様子と似ている。7時40分、天狗平の登りの岩場にさしかかると動くものを発見。ナキウサギだった。ラッキー。急いでシャッタ―を押す。体力温存のため、望遠を持ってこなかったのが残念。    

そこからは昨日、登った大雪の白雲~赤岳、そしてトムラウシに続く大パノラマ。天空トレイルを満喫。

 

  

天狗のコルの南側の砂礫帯は崩れ落ちていて危険。

そしていよいよニペ最後の急峻な登り、標高差300m。下山してくる人に聞くと頂上までは小1時間だそう。疲れてはいられない。山頂に人影が見え、最後の元気を振り絞る。

 

  

ニペソツの頂上に人影が見える        山頂北側はお花畑

 

9時20分、とうとう憧れのニペの頂きを極める。頂上は狭いが360度の眺望!十勝連峰、トムラウシ、表大雪、石狩連峰、ウペペサンケの山々。正に至福の時。三股山荘のオーナーの話では1週間前にはラウス岳が見えたそうである。記念の写真を撮ってもらい、昼食のむすびをほおばる。

  

  

  

  

9時45分、25分の滞在で下山を開始。ニペの下りは登り返しがあるため、登りとかわりないほど時間がかかる。下山を早めたもう一つの理由は水が少なくなったこと。残りはペットボトル半分程度。のんびりしていたら水切れでダウンしてしまう。昨日の登山はペットボトルが2本余ったので、少しでも荷物の重量を少なくしようと、今日は半分に減らしたところ、きつい登りと暑い日射しに思った以上の水を飲んでしまった。(やはり夏山は2リットルは必要)

 

ニペソツから見る天狗、前天狗

前天狗への30分の登りは1口だけ口に含み、飲み込まず、水の消費を減らすよう努めた。前天狗も休憩なしで下る。小天狗でいよいよ水が尽きた。

大岩は登りの時にはなかったロープが渡されていた。後で東大雪自然ガイドセンターの人に聞くと、10時頃に職員の人が安全対策用にと張ったそうである。少しゆるい感じがしたが、これがあると大助かり。

  

急がずマイペースで下るが、どんどん後続の人に抜かれていく。唇が渇いてきた。久しぶりの感覚。ここで倒れたらシャレにもならない。川の流れる音が聞こえてきたが、一向に登山口に辿りつけない。14時20分、やっとのことで杉沢登山口に到着。車の冷蔵庫の中の水を一気に飲む。1リットル近く飲んでも飲んでも乾きがとれない。かなりの脱水症のようだった。

一息ついて車で山を下る。今日は車の数がすごい。昨夜は6台だったが、今日は土曜日なのでかなり下まで駐車をしている。登山口から2,300m下まで車があふれていた。(登山口にUターンのスペースがあり、駐車はここで方向転換して林道に縦列駐車) 登頂証明書をもらうため自然ガイドセンターに行ったところ、今日は70台だそうである。1週間前の海の日の3連休は100台だったとうこと。糠平湖の「元湯」(600円)で汗を流した。体重計に乗るとあれだけ水を飲んだのに昨日より1kg減、すごいダイエット。

PS

登山口となる杉沢までは国道273号三股よりダートな林道8km25分。対抗車をかわすスペースは少ない。

 

 


2013/07
16

ぶどう作業終了、夏休みスタート
農園便り

雷を伴う豪雨のおかげで猛暑から解放されました。人間もそうですが、果樹や作物たちもほっとしていると思います。1週間前に発生したシャイン等の青系ぶどうの高温障害も被害が少なくてすみました。

  

1週間が経過した高温による生理障害のシャインマスカット

 

 

今日はJAの指導に従って延期していたシャインと瀬戸の袋をかけました。これで大きな作業は終わり、収穫までは枝の管理だけです。という訳でこれから1週間、夏休みをとります。楽しみにしていた山に登ってきます。ブログも1週間休みます。

袋かけ前のシャインマスカット

高温障害の被害が少なくて助かりました

 

白い袋をかけるとうす黄緑色、青い袋をかけると緑色のぶどうになります

 


2013/07
14

今年もブルーベリーに チャドクガが大発生
農園便り

予防をしないため(無農薬),季節ごとにいろいろな害虫が発生して困っています。今年もここにきてチャドクガが大発生です。ミノムシほど葉の食害はないのですが、この毛虫に触ろうものなら、大変です。服の上からでもガラス繊維質の毛に触れるとチクッと痛みが走り、その後のかゆみは半端ではありません。

そこで見つけると葉ごとハサミで切り取り、毛が飛び散らないようにすぐポリの箱に入れます。集めてケムシ用殺虫スプレーをかけて殺します。このまま放っておくとすぐ倍近くの大きさになります。美しい黄緑色ですが、絶対見逃せない害虫です。今日は50匹以上取りました。夢に出てきそうです。

殺虫スプレーを噴射するとすぐアウト