農園ブログ

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2015/07
30

10万円でできるピザ窯(二層式)製作レシピ
裏山通信

長い人生でこれまでピザを数回しか食べたことのない人間が 農作業の合間に2層式のピザ窯作

りに挑戦した記録です。

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参考にした資料は下記のドーパの雑誌です。DSC_4741.-550

<材料と経費> 合計 約91,200円

  ・耐火レンガ (168円)×156=26,200円  

  ・耐火セメント(4000円)×11=44,000円   

  ・陶芸用中板 (5,000円)×3=15,000円

  ・構造用合板             1,200円

  ・べニア板               約600円

  ・普通セメント             約700円

  ・砕石及び砂            約1,000円

  ・タガネ              約1,500円

  ・サンダー砥石            1,000円

 

1、場所の設定

場所は火の粉が飛んで火事にならない所、地盤の固い所が絶対条件。

裏山ガーデンでその心配のない場所は高さ3m程の崖の所でした。

ここはピザ窯の背面を崖に密着させると保温性がアップするという利点もあります。

 

2、土台つくり

崖を1㎡分ほど掘り、土台部分は山石を組んで石垣にしました。

焼き床が腰の高さぐらいになるよう、その上に小石や瓦のかけら等を敷きました

3、燃焼室の作成

砕石を敷いて表面をほぼ水平にし、その上にセメントを打ちます。

端が真っ直ぐになるように木枠を作り、 その中に25個の耐火レンガを並べました。

これからの工事の基礎になるので、水準器を使い、丁寧にタイル面のレベルをとります。

目地には耐火セメントを使いました。

DSC_4939 - コピー (260x172) OLYMPUS DIGITAL CAMERA

床面ができると裏面と横面のレンガ積み。

レンガは互い違い積むのが基本ですが、そのためには半分に割ったレンガが必要です。

最初は石切り用の砥石をつけたサンダーで切っていましたが、 耐火レンガは固くて2,3枚で

刃がアウトになりました。

そこでレンガ用の幅広タガネ(1500円)を購入しました。

慣れてくると比較的簡単に割ることができます。

これはなかなかの優れものです。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いよいよ壁積み。

伸ばした耐火セメントの上にレンガを置きますが、 耐火セメントは簡単にはつきません。

またできたと思っても、うっかり触ると、すぐずれてしまいます。

普通のセメントに比べ、数倍、扱いにくいです。

DSC_7934 - コピー (260x172) OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

4.中棚(焼き床)の支えの作成

ドーパでは木枠のアサヒキャニスター(耐火モルタル)を流し込んで中棚を作っていました

が、備前市「三石耐火煉瓦(株)」に中棚用耐火レンガ(600×300×65)があること

がわかり、工場まで買いに行きました。

1枚5,000円、少し高額ですが3枚(円)購入。

焼き床は2枚半の広さなので、1枚をサンダーで切りました。

次はこの中棚の支え作り。

燃焼室の内側にレンガを縦に並べ、それを耐火セメントで固定することにしました。

まず内側に木枠を作り、そこへ耐火セメントを流し込み、レンガを固定しました。

セメントが乾いたら、木枠はそそまま燃やして焼き落とします。

耐火セメントは焼くことで強度を増すそうなので、一石二鳥です。

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できあがった支えの上に2枚半の中棚用耐火レンガの板を並べました。

焼き床は下の燃焼室から上がってくる熱を通すため、 奥や両側を少し隙間を開けます。

5、ドームの作成

アーチにする場合はレンガそのものをくさび型に加工したり、 砂を盛ってドームにする方法が

あるそうですが、 べニア板を曲げてレンガをのせる方法をとりました。

大工仕事でも土木仕事でも、いつもは現場合わせのアバウト大工(左官)?ですが、 今回ばか

りは失敗が許されないので設計図を書きました。

ドームの半円の直径は66cm。

半円の円周は66×3.14÷2=103.62。

ということはべニア板の一辺がこの長さ。

そこへ14個のレンガを並べると隙間(目地)は約8mm。

これをべニア板に書き込みました。

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またこのべニア板をのせる骨格部分は構造合板を使用。

自作のコンパスで半円を書き、レンタルしたジクソーで切りました。

この骨格部分(7枚)にべニア板を張り付け、ドームの木枠を作る訳ですが べニアが固くて曲

げるのにはかなり苦労しました。

(近くの池にべニア板を数時間漬けて柔らかくしようといましたが失敗)

DSC_8067 (260x172) DSC_8255 (260x172)

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いよいよクライマックスのドーム天井づくり。

くさびで角度を調整しながらレンガを並べ、アーチを作ります。

円形に積むためにはくさびの角度が重要となりますが 14個のレンガで直径66cmの半円を

作るには13度がちょうどになりました。

このくさび112個を作るにもけっこう時間がとられました。

ドーム部分のレンガ56枚をくさびを挟んで積み上げます。

半日かかりましたが、組み終わると何となく、それらしくなっています。

ドームの目地に耐火セメントを詰めます。

この目地は先に行くほど狭くなるので、隙間ができないようセメントを棒でしっかり突きまし

た。

煙突部分は最後の作業となるので空けておきます。

1日がかりの作業となり、耐火セメントは3袋も使ってしまいました。  

 

6.煙突の設置

ブリキの煙突を取り付ける予定でしたが、美的に今ひとつの感じがしたので 残った耐火セメン

トを使って四角い煙突にすることにしました。

ブリキの煙突を木枠の型に入れ、その隙間に耐火セメントを流し込みました。    

ピザ窯にはピザ(パン)を焼く時、ダンパーと言って煙突へ逃げる熱を遮断し、窯内を密封す

る装置が必要だそうですが、煙突のフタで代用することにしました。

煙突を作った木枠で作ったため、フタに乗せるとぴったしです。

煙突の設置が終わればいよいよ木枠の焼き落としです。

ドームを支えていた半円の構造合板の隙間に薪を詰め、バーナーで火を付けました。

バーナーなので、すぐ燃えつくと思っていましたが、密閉状態なので酸素の供給が悪く、 最初

は煙ばかり。

炎が上がるようになるまでには10分程かかりました。

 

約1時間で木枠が焼け落ち、ドームの内部が姿を現しました。

ちょっとススけてしまいましたが、思った以上に頑丈そうです

 

7、窯口の作成

棒で目地をしっかり突いて詰めたつもりでも、ドームの内側を覗いてみると、 目地がすいてい

る所がありました。

崩れたりすることはないと思いますが、念のために裏側から目地を塗り直しました。  

ドームの間口が広いのでこのままでは熱風が逃げてしまします。

ダッジオーブンが入る程度に窯口を狭くすることにしました。

左右の脇にレンガを立て、その上に中棚用耐火レンガの板を乗せました。

これは焼き床を作る時、サイズ調整のために切った残りの板です。

その上にレンガ2枚を横に並べ、耐火セメントを詰めると、やっと完成です!

パンを焼いたり、燻製を作るには時間がかかるということなので、窯口を密閉するために木の

フタを作りました。

これですべて完成です。(足かけ1年2ケ月かかりました)

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2015/07
29

思わず「ええっ!?テレビに?」2年前のスズメバチに刺された足がテレビニュースに
農園便り

昨日の夕方のことです。

「テレビ大阪ですが、佐桑農園さんですか?」という電話。

「はい、そうですが、どんなご用件でしょうか?」と尋ねると

「ニュースでスズメバチの被害を放映するのですが、インターネットを調べてみたら 2年前に

スズメバチの被害に遭われたHPを見つけました。ブログに刺された写真がのっていました

が、それをニュースに使わせてもらえないでしょうか。」 というお願いの電話でした。

思わず失笑です。

別に顔が載る訳でもないし、快諾しました。

「病院には行かれましたか?」と聞かれましたが

「痛かったですが、田舎ですので別にそんなことまでは・・」と答えておきました。

(1週間程前、近くの人がスズメバチに刺されて救急車で運ばれたばかりですが)

どんな放送になるのか、つい面白がって

「放送日はいつなのですか?」と聞くと

「31日の夕方のニュースの中ですが、でも岡山は映りません。」と言われました。

残念!

大阪府民の皆様には「テレビ大阪」で赤く腫れ上がった私の足を見て頂くことになります。

美しいモノではないのでゴメンナサイ。

 

それにしても2年前のスズメバチ被害の私のブログをよく見つけたことかと感心する反面、

ちょっとしたネットの怖さも感じました。

 

< 2013.9.2のブログより>

ぶどうの収穫もできないので、雨の切れ目にイチジクの収穫に行きました。ドーウインの実はまだ青く、固いままですが、バナーネは数日前から収穫できるようになっていました。

この3日間、収穫していなかったので、熟し切って腐り始めた実が10個ほどありましたが、その実にはコガネムシやスズメバチが群がって汁を吸っていました。いつものことなので気にすることもなく、熟れた実を採っていたところ、1匹のスズメバチが右足の膝のところにやってきて、服の上からいきなりチク。「アチッ!」 やられました。すぐ反撃し、素手で膝の上のスズメバチをはたき落としました。一瞬のことです。

刺されて1分後

「やられたら倍返し」仇き討ちはしたものの、1分後には赤い針の跡が一気にふくれあがってきました。ズッキン、ズッキン、痛みがこみ上げてきます。毎年、草刈りをしていてアシナガバチにはよく刺さますが、スズメバチは久しぶりです。刺された箇所のすぐ上の部分が筋肉痛のような痛みが出ました。時間と共に、その痛みは上へと上がっていきました。歩くと太ももの内側全体に痛みがあります。これはアシナガバチにはない症状です。

刺されて10分後

腫れ上がって見事な丘?が出来上がりました。とりあえず、薬をつけ、氷で冷やしましたが、許せません。これまでは大目にみてやっていたのに、もうスズメバチとは共生できません。今度からはバドミントンのラケットを持ってイチジクとりに出かけます

刺されて1時間後

1時間すると小高い丘は消えて、写真ではわかりにくいですが10cm四方が赤い桃のように腫れあがりました。ズキズキはしませんが触ればかなり痛いです。

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刺されて2年後(2015年7月29日)まだ傷痕が残っています

 

 

 


2015/07
28

7.28現在 ぶどうの生育状況
農園便り

袋かけをして半月、久しぶりに袋を外して生育状況を確かめました。

どの種類も粒がでかいです。

 

「ブラックビート」は販売時のピオーネぐらいの色合いになっていました。

これからはその名の通り、どんどん黒くなっていくでしょう。

同じくブラックの名を持つ「オーロラブラック」ですが、これはピオーネ同様、色付きが課題

です。

今年は粒間引きを多くし、房数も思い切って減らしてみました。

どれくらい黒くなってくれるか楽しみです。

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ブラックビート             オーロラブラック

「藤稔」、「ピオーネ」もずいぶん柔らかくなりました。

葉も濃い緑色をしており、この調子なら期待がもてそうです。

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藤稔                  ピオーネ

 

一番心配しているのは「瀬戸ジャイアンツ」です。

粒が軟化する前に乱暴に枝先を切ったり、脇芽を取ったため、

成長のバラランスを崩し、生理障害を起こさせてしまいました。

粒に茶色のくぼみが発生し、現在、特選贈答用の予約をストップしています。

今日、見た限りではダメージは少ないので、予約停止にしている特選贈答用は

近日中に数量限定で再開したいと思います。(家庭用は十分あります)

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瀬戸ジャイアンツ        シャインマスカット

 

植栽して5年目、6年目となる「シャインマスカッ」トは成木となり

玉ぶとりもしっかりし、良い出来具合です。

現在、予約申し込みが一番多い品種です。

(いろいろな園のネット価格を見ましたが、当園が一番安いと思います)

去年はぶどうのハイシーズン(9月20日過ぎ頃)になり

全国からたくさんのお問い合わせを頂きましたが、予約がいっぱいでお断りしました。

今年は新規のお客様も増え、去年以上に予約ストップが早まりそうなので

早めにご注文をお願いします。

 

今年は4,5月が暖かかったため全体的に1週間程成長が早まっています。

ブラックビート、藤稔は8月下旬には出荷できるかもしれません。

 

PC

幻のぶどうと言われているタノレッドは付いている房を全部切り落とし、

圃場に植えたところ、うまく根付いて丈を伸ばしています。

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2015/07
27

ピザ窯製作ファイナル「ドーム窯口完成」
裏山通信

ピザ窯作りの最後の工程「ドームの窯口の作成」です。

まず、ドームの内側の目地の手直し。

レンガの目地はしっかり突いて詰めたつもりでも

内側から見るとすいている所があります。

大勢に影響はないと思いますが、

念のために裏側から目地を塗り直しました。

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ドームは完成しましたが、

このままではドームの間口が広いので熱風が逃げてしまします。

窯口を狭くし、温度が下がらないようにするために、

左右にレンガを1枚立て、その上に天井を付けることにしました。

その天井に鴨居になるのは焼き床用の陶板の切れ端を利用しました。

パンを焼くには30分程かかるということなので、

窯口にはレンガ3枚並べれば焼き床は密封されます。

ピザは短時間で焼けるそうなので、ピザ用には木のフタを作りました。

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ピザ窯にはダンパーと言って密封する時、

煙突へ逃げる熱を遮断する装置?が必要だそうですが、

四角い煙突を作った木枠に再度、耐火セメントを流し込み、

煙突のフタを作りました。

蓄熱の時には煙突にフタを置くと、ダンパーの代わりをします。

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ドウーパの雑誌「ピザ窯・パン窯の作り方」を見ながら

1年余りかかったピザ窯製作ですが、今日でやっと完成です。

このブログにその都度、製作の過程をのせていますが、近々

材料、費用、製作過程をまとめた総集編を載せる予定にしています。

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2015/07
26

ピザ窯製作「ドーム部分完成、プチ感動!」
裏山通信

昨日は煙突の取り付け。

当初はブリキの煙突の計画でしたが、

美的に今ひとつの感じがしたので

煙突を木枠で囲み、その中に耐火セメントを流し込み、

四角な煙突にしてみました。

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昨日も猛暑、セメントも十分乾いたので、木枠の焼き落としです。

ドームを支えていた半円の構造合板の▲の隙間に薪を詰め、

バーナーで火を付けます。

密閉状態なので酸素の供給が悪く、最初は煙ばかりでした。

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炎が上がるようになるまでには10分程かかり、

約1時間で木枠が焼け落ちました。

ちょっとススけてしまいましたが、ドームの内部が姿を現しました。

思った以上に頑丈そうです。

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制作を開始委して足かけ1年。

プチ感動です。

最後の作業は窯口づくりです。

 

 

 

 


2015/07
25

ぶどうのテントはずし
農園便り

今日も5時過ぎから「パラパラパラ」と

ヘリコプターによる農薬散布の音です。

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今日はぶどうのテントはずし。

午後からは34℃を越えるということだったので

下準備を朝5時からしました。

 

今日も近所のSさん、Oさんに応援してもらいました。

総勢5人、8時から始めてなんとか11時過ぎには終えることができました。

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今日は本当の梅雨明けのようで

昼前から夏の陽射しがガンガンでした。

台風12号もコースが変わり、ほっとしています。

 

ぶどうの仕事はこれで枝管理だけになりました。


2015/07
22

ピザ窯製作 再・再開!「天井ドームのレンガ積み」
裏山通信

「まだできとらんのか?」

と言われそうで恥ずかしいのですが、またまたピザ窯作りの話です。

(製作を開始して1年が経ちました)

 

それでもクライマックス、天井のドーム作りです。

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レンガを置く位置を書いたべニア板      ジグソーで構造合板で半円の枠作り

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半円の枠にべニア板を打ち付ける(型枠の△の穴は完成時に火を入れて焼き落とすため)

 

まずべニア板の型枠の上にレンガをくさびで固定する作業です。

レンガを円形に積むためにはくさびの角度をいくらにするかがポイントですが、

あれこれ試行錯誤の結果、13度にすると14列のレンガが半円になりました。

全部で56個のレンガを挟むのには112個のくさびが必要で、

このくさび作りにも時間を取られました。

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       約13度のくさび

くさびを挟んでレンガを積むのに半日かかりました。

煙突は過重量にならないようにストーブ用のブリキ煙突にしました。

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いよいよ、耐火モルタルを隙間に詰めていく作業です。

途中、雨が降り出したので一時中断。

あと2,3日かかりそうです。

また台風(12号)が来ているようですが、今月中には完成させたいと思います。

 

 

 

 


2015/07
21

窮余の策?「イチジクのコンポート」
農園便り

夏到来。

プルーン、ビワ、ブルーベリー、イチジク・・・。

夏フルーツも最盛期を迎えています。

生食もいいのですが、加工するとまた格別です。

 

イチジクはバナーネが熟してきした。

しかし、人より先にそれを狙うものがいます。

カナブンやスズメバチ、ヒヨドリやカラス。

去年はやられっぱなしだったので、今年は袋をかけてみました。

昆虫達には効果があったのですが、

カラスにはお手上げ。

2日ぶりにイチジク畑に行ってみると、

無残にも地面に落ちた袋の数々。

破れた袋から食べ散らかしたイチジクの残骸がのぞいています。

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そこで熟す一歩手前のバナーネを先取りし、

コンポートにすることにしました。(エリザベス作)

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レシピは簡単。

バナーネ10個を砂糖約50g、シナモン少々(香り付け)を入れ

赤ワインで煮込みます。

本物のコンポートの味は知りませんが、

美味しい感じがします。

(ドルチェさんには笑われそう)

本当は良く熟しドロッとしたバナーネが最高なのですが。

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ブルーベリージャムは砂糖を入れないでも甘いです。

「虎太郎くんちのブルーベリー」(パック)は現在、主に箕面の彩菜茶屋店に出荷しているた

め美作店には毎日5パック程しか置いていません。(スミマセン)

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2015/07
20

旧吉野小学校草刈 & ぶどう防除
農園便り

朝はボランティアで旧吉野小学校の草刈りでした。

参加した団体は放課後児童クラブの保護者、町役場職員、吉野区長会です。

大勢だったので1時間余りで終わりました。

それにしてもこれだけたくさんの若い人が地元にいるとは思いませんでした。

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台風の後はべど病、うどんこ病等が発生しやすいので午後からは防除をしました。

800klを3時間かけて丁寧に散布。

ボルドー液だったので手足が白くなってしまいました。

 

また台風のため遅くなっていたピオーネの副梢処理、シャインの枝管理をしました。

ピオーネの軟化が進み、ブラックビートは色が付き始めていました。

 


2015/07
18

トウモロコシ 最大の敵は〇〇〇!
農園便り

945ヘクトパスカル、中心の最大風速40m、岡山直撃といった

台風情報を聞いた時はどうなることかと思っていましたが・・・。

被害が無くて本当によかったです。

 

トウモロコシを本格的に栽培し始めて3年です。

初年度は防獣ネットをしなかったので、1晩のうちにシカに荒らされました。

去年はカメムシとアワノメイガの幼虫に食い荒らされました。

空からの攻撃(カラス、ヒヨドリ)が少なかったので、

それでも半分ぐらいは口にすることができました。

 

今年は油断して防鳥ネットを張らないでいたら

来るわ来るわ。

見に行く度に無残な姿になっています。

今年は新たな敵が出現しました。

なんとスズメです。

群れでやってきて、人影がなくなると傍若無人に

熟した房から食い荒かします。

味を覚えたようです。

その厚かましいといったら腹が立ちます。

昨日の台風の雨の中でもやってきてチュンチュンやっています。

とりあえず、とれから収穫を迎える通りにはネットをかけます。

 

子どものころにはこんなにもアレコレやっかいモノは

いなかったように思いますが・・・。