農園ブログ

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2012/09
17

シャインマスカットの甘さは計測不能の糖度 
農園便り

今年は例年より早くピオーネが完売となりました。ありがたいことですが、たくさんの注文に応じるのに困るほどでした。色付きが不十分のB級のぶどうがわずかに残っているだけです。今でも「ピオーネはありますか」とお問い合わせの電話がありますが、お断りをさせていただいています。オーロラブラックの方はそれでももう少し残っています。

青系ぶどうはこれから出荷のピークを迎えますが、シャインマスカットの糖度がすごい。糖度計は20度まで測れるのですが、はるかこれをオーバーして計測不能です。しかもしつこくない甘さで、これを一度食べたら他のぶどうは食べれません。植栽して3年目の木なので立派な房は少ないのですが、家庭用として限られた人に販売しています。ぶどう屋の自分が買って食べたいぶどうです。


2012/09
16

ファーマーズ朝市 まずまずの売れ行き
農園便り

毎月第3日曜日、ノースビレッジでフリーマーケットと朝市が開かれます。9月は毎年、ぶどうを持って出店しています。(出店料金は1区画500円) 今年は3連休の中日の15日が朝市でした。まずは朝5時に場所取り。台風16号の影響でしょうか、帰りに見る東の空の朝やけがやけにきれいでした。

  

9時スタート。今年は右隣りが岡山からの果物、野菜の出店者。想定外のライバルの出現です。左隣りは常連の山野草屋さん。あとはタコ焼き屋、レトロなカメラ屋、手づくり小物、リサイクルの洋服等々・・・。年々、出店者が少なくなっている感じです。

10時を過ぎると家族連れが多くなり、試食用のぶどうを差し出し、呼び込みを始めます。子どもが「おいしい。ぶどうがほしい。」と言ってくれたら大成功!

2kg箱を持っていきましたが、2kg箱より、2房入りの1kgパックの方がよく売れました。500円の「お楽しみパック」は思っていたとおり好調でした。4房3500円の瀬戸ジャイアンツの2kg箱を並べていたところ4房は多いので2房ほしいというお客が現れ、そのリクエストにも応えました。こういう場所は箱物より、小型パックの方が好まれます。

偶然、知り合いが通ったので押し売り?をしました。ノースビレッジの売店方にも置かせてもらいましたが、ここは町内のぶどう生産者がたくさん出しているので、競争は厳しいです。2時に終了しましたが一応、まずまずの売れ行きでした。

 


2012/09
14

再注文 ありがとうございます
農園便り

今年は注文を受け、ゆうパックで全国発送する時、その箱に自作のPRシールを貼っています。これには電話番号やURLをのせていますが、これを見て再注文をして下さる方がかなりいます。これはヒットでした。これまでは毎年、本園に来て購入してくださる常連のお客さんが中心でしたが、今年はこれで販売網が少し広がりました。また、PRシールを見て「ホームページを見たよ」と言って下さる方もいます。

ピオーネとオーロラブラックは同時期に収穫する品種ですが、やはり知名度の高いピオーネの方は8割方終了しました。市場ではピオーネより1割高の価格のオーロラですが、まだPR不足のようです。噛みごたえがあってボリュームいっぱいのぶどうなのですが・・。

電話やFAXだけでなくメールによる注文も何件かありました。ただ、今年から始めたインターネット注文は数件しかありませんでした。「勝央町 ぶどう」と入力しても佐桑農園は30位以降でやっとアップするので仕方ないかもしれません。アクセス数が増えれば上位にくるそうですが、新規のためまだまだ難しいです。楽天、yahoo等を通せばいいのでしょうが、個人の力だけではインターネット販売は難しいです。

 

 

 


2012/09
13

エエッ!勝央町産のぶどうはこんなに高いの?
農園便り

瀬戸ジャイアンツの小売価格の市場調査に近所のスーパーや道の駅に行きました。瀬戸ジャイアンツを箱で置いていたのは道の駅だけでした。家庭用として6房入って3,000円。あとはどれも1房何円としたバラ売りでした。結局、4軒回ったけれど1箱価格はわかりませんでした。他のインターネット販売業者の価格を調べてみましたが、これはずいぶん高いのでこれも参考になりませんでした。

それよりびっくりしたのは勝央町産のぶどうの価格。Aスーパーで通路の右と左にピオーネの箱が積まれていました。右は県内産で5房入った箱が2,000円でした。色は赤っぽいものです。これならこれぐらいかな?と思いましたが、左に置かれていた勝央産のピオーネはなんと3,980円! 佐桑農園の瀬戸ジャイアンツ1箱と同じ値段です。ぶどうの研修会で勝央のぶどうの品質管理の高さはよく聞いていましたが、これほど地場産の勝央のぶどうの人気が高いとは知りませんでした。


2012/09
12

瀬戸ジャイアンツ 出荷開始
農園便り

いよいよ緑系ぶどうの出荷が始まりました。ピオーネ、オーロラは着色が今一つでテンションが上がりませんでしたが、瀬戸は袋から出すのが楽しみです。ボリュームがあり、見事な房になっています。

 

糖度も十分です。通常の2kg箱には収まりきれないので、特注の深い箱に入れています。計量してみると4房で1箱3.5kgもありました。かなりの重量オーバーです。「桃太郎」として出荷できるのなら1房が2000円以上で販売できるのですが、桃太郎への登録をしていないため瀬戸ジャイアンツとしての出荷です。ぶどう農家としては損ですが、これを買う人は大儲けです。これからは予約を頂いていた方への出荷でまた忙しくなります。

夕方に宅配便の箱の集配に郵便局の方が来られます。業者用ゆうパックは県内370円。関西圏430円とずいぶん安いです。

 


2012/09
10

あま~い バナーネ(イチジク)
農園便り

バナーネが食べごろになりました。

7月にもいくつか熟していましたが秋を迎え、食べごろ実をたくさんつけています。これは4年前に植えたものですが、剪定しても勢いがよく、今も2mを越えています

 

この苗木はドーウィンと違って1本が2,500円もしました。そこで今年はこのバナーネの挿し木と採り木に挑戦しています。挿し木は20本ほどしましたが、うまく発根したのは4本でした。採り木はまだ育成中ですので何本できるかわかりません。成功すれば来春、イチジクの圃場に植えます。

   

 


2012/09
08

オーロラブラック、ピオーネ 出荷開始!
農園便り

藤稔の出荷が終わり、オーロラとピオーネを収穫が始まりました。藤稔はここ10年で最高の出来栄えで、再注文が相次ぎました。次はピオーネとオーロラの出荷になりますが、房、粒とも例年より大きいのですが、この暑さの影響でしょうか、黒くなりません。(県南の産地は特に顕著なようです。)糖度はどちらの品種も18度以上あり十分なのですが、黒くならないと商品としての価値が下がってしまいます。オーロラは脱粒が少なく、日持ちのする品種なのであと半月もすれば黒くなると思いますが、ピオーネは糖度が高い状態なので、このままだとバンプがきてしまいそうです。早く夜の温度が下がり、昼夜の寒暖の差が大きくならないとだめなのでしょうか。予約を頂き長く待って下さっている方に早くお届けしたいのですが困っています。


2012/09
04

お楽しみBOX 今年も大人気!
農園便り

朝の箱詰作業や配送作業が終わった後、お楽しみBOX作りに取りかかります。シャインマスカット、オーロラブラック、藤稔、瀬戸ジャイアンツ、ピオーネの房をハサミで1粒ずつにしてプラ容器に入れています。お客様から「1コインでいろいろな味が楽しめたらいいな」というリクエストに応えて去年から販売しているものです。今はファーマーズマーケットと湯郷の美春閣に持っていきますが、即完売です。最初は採算を度外視し、「てんこ盛り」にしていましたが、お店の方からこぼれるので蓋か包装をしてほしいと言われ、現在は蓋をつけて販売しています。スーパーや果物店等に行くと似たようなものが販売されていますが、値段が高いのにはびっくりします。今年はラベルを一新。我が家のペット猫のシャンシャン虎太郎をラベルに取りこんでいます。

左から シャインマスカット オーロラブラック ピオーネ 藤稔 瀬戸ジャイアンツ

 

 

 


2012/09
02

藤稔 絶好調!
農園便り

毎朝5時30分から藤稔の収穫。今年は雨が少なかったせいか、近年にない高品質なぶどうです。植栽5年目になる藤稔の木もB級がほとんどありません。6時過ぎから袋詰め、箱詰め作業を行い、8時には直売所やゆうパックに送ります。あと3日程で藤稔は終わります。次はオーロラブラックです。色付はまだ今一つのものが多いですが、糖度は十分。オーロラブラックはすべてが植栽5年目,これから木の盛りを迎えるので楽しみです。