ぶどうの房作りに追われる毎日ですが、鳥取ｼﾈﾏに封切りされたばかりの「春を背負って」
（木村大作脚本・監督)を見に行きました。
岡山（岡南ｼﾈﾏ）ではなく、鳥取にしたのは１時間で行ける距離だからです。
仕事が終わった後、１８：３０出発。
２０時より上映。
このレトロな映画館は、なんと観客は私達２人だけの貸し切り。
ストーリーは単純ですが、山の景色は抜群。
豊川悦司が演じるゴロウさんの含蓄のある話がいい。
蒼井優の愛ちゃんが可愛かったです。
私の中では最近見た映画の中では一押し。
ビデオでもう一度見たい映画でした。
早く足を直して、この夏は荒川三山に！
４月の初めにポロタンの穂木を挿し木していましたが、今年は１０本が成功しました。
４０本程、挿し木をしたうちの１０本なので今年は成功率４割です。
去年は６本だったので、まずまずの出来です。
若芽をシカに食べられないようにして大きくしようと思います。
挿し木の作業は穂木を専用のテープで巻くだけですが
父の話だと昔はろうそくのロウと、ミツバチのロウを温めて溶かし
それを乾燥防止に台木に塗ったそうです。
これだとほぼ１００パーセントついたそうです。
また今年はバナーネ（イチジク）とスモークツリーの取り木をしています。
いずれも高額な苗木なのでうまく発根してくれたらと思っています。
もう既にこのＨＰをご覧になり、今年度のぶどうの予約が入っていますが、「ゆうパッ
ク」の宅配料金も決まり、本日から正式に今年度のぶどうの予約受付をさせて頂き
ます。
消費税のアップに伴い諸物価の値上がりが続いていますが、主力の特選贈答用
２ｋｇ箱の価格は据え置きいたします。
他のネット販売の価格とお比べ下さい。良い品質のぶどうを低価格で提供させて
頂いています。
ピオーネ、藤稔、オーロラブラック ２，８００円
瀬戸ジャイアンツ、シャインマスカット ４，０００円
家庭用につきましては箱代の値上がりにより、若干値上げをさせて頂きました。
今は２回目ジベ処理、摘粒、袋かけ・・とぶどう農家にとって一番忙しい時期を迎えて
います。
今年も病虫害の被害もなく、順調に生育しており、収穫が楽しみです。
８月末の藤稔の収穫を皮切りに９月初旬のピオーネ、オーロラブラック
そして９月下旬の瀬戸ジャイアンツ、シャインマスカットと出荷が続きます。
昨年は最盛期の頃、直接、当園にお買い求め下さる方が多く
ネットでの注文が相次ぎましたが、お断りすることがありました。
お早目にご注文頂きますと、一番美味しい時期に宅送いたします。
大切な方への贈り物にぜひ当園の特選贈答用のぶどうをお使いください。
今年も１ケ月程前からシカによる食害が続いていました。
今年植えたばかりの果樹の苗木が被害にあっています。
まず、植樹したばかりのぶどう園横のリンゴ１０本が見事に丸坊主にされました。
次は今年植えたばかりの裏山ガーデンのポロタンがやられました。
今年でもまだ１本１５００円もするのに。
ナシもスモモもやられました。
（カキとイチジクはお嫌いのようです。）
次はキウイフルーツです。
去年の丸坊主にされたので、今年は早めにネットを張ったのにそれでもやられました。
高さが１．５ｍあるのに、これを飛び越えて入ったのか不思議でした。
一人でぶどうの房つくりをしていた時です。
隣りのキュイフルーツ園で動くものがあります。
小鹿です。
ネットの前に立ち止まって、こちらを見ています。
私も動きを止めて、様子を見ていました。
目と目があって
１０秒ほど沈黙の時間が流れました。
その後、人間がいると察知したのか山に消えて行きました。
小鹿のいた場所に行くと、ネットの下側が少し開いていました。
なるほど
小鹿ならこの隙間から入ることは可能です。
油断も隙もありません。
今日はカメラを持って行っていなかったのでＮＯ ＰＨＯＴＥです。
<追加＞
６月１５日
私用で３日間ほど東京に行っていました。
父の話では今朝（５時３０分）、ブルーベリー園にシカが入っていたそうです。
大声を出しても逃げないそうです。
またヒヨドリも数羽、中に入って実をついばんでいたということです。
留守の間に・・・許せません。
今年は減反分の田に３反だけ、黒豆を植えることにしました。
販売価格が１０００円（１ｋｇ）を越せば少しぐらい元気がでるのですが、最近は７００
円程度です。
減反補償として１反あたり３．５万円が出るのでそれにつられて植えることにしました。
昨日の午後、トラクターで耕し、谷上げ機で畝立をしました。
畝幅は１，３ｍ。
なかなか真っ直ぐな通りになりません。
今日は朝から機械を使っての豆植えをしました。
この機械というのは上から押せばケースに入った豆が１粒ずつ落ちて土の中に埋めること
ができる優れものです。
片手で持って「カッチャン」と上から押しこみます。
鉄製なので片手で作業すると重くて疲れます。
我が家は欠株が出た時に苗を補植するのが大変なので、２個植えです。
ただ２個とも発芽すると２０ｃｍぐらいに伸びた時、１本を切らなければならないのが面
倒です。
ＪＡから購入した種は薬剤がまぶしてあり、１ｋｇ２．、６００円。
一人で作業のため２本の綱を使います。
綱の印に合わせて「カッチャン、カッチャン」
時折、小雨が降る天気でしたが、暑くもなく
３時過ぎには終わることができました。
勝央町ぶどう部会のメンバー２５人が赤磐市神田にある岡山県農業総合センターにぶどうの研修に行きました。
最初は簡易トンネルの圃場です。
ピオーネ、オーロラブラック、シャインマスカッットを見せてもらいました。
試験場というだけに条件を変えて様々な研究がされていました。
シャインは１０年目の樹ということで、粒が大きく、見事なものでした。
新しいぶどうだけに、これまで成木のシャインを見たことがなく、とても参考になりました。
最後に温室に案内してくださいました。
入ったとたん一同、
「ウ～ン！！」
感嘆の声。
見事な房がぶら下がっていました。
これならシャインマスカット１房が５，０００円でも納得です。
＜印象に残った話＞
・試験場ではジベ一発処理。コンプレッサーによるジベスプレー散布。
（トイカップで花ｶがらとりはしない）
・シャインはできるだけ早く肩を落とす。遅くなると花穂が伸び過ぎる。
・脇芽はトンネル先１枚まで残こす。開花後２週間で房先６枚でカットする。
（試験場の枝を見ると、なるほど摘心時に根元の脇芽を切り落としただけでそれから先の
脇芽は手づかずだった。）
・シャインは伸びが強いので２週間後、もう一度、先を止める。
・シャインは元肥をピオーネより１回分増やす。
・ピオーネは３５粒６００ｇを理想形として粒まびきをする。
・花穂の整形はハサミを使わず、指で車を下から上へとしごいて取り去る
・
朝帰りの虎太郎の顔を見てビックリ！
怪談に出てくる「お岩さん」のようです。
耳の上に大きな傷、クシャクシャの顔。
今日もどこかでケンカをしてきたようです。
両耳の端はケンカのためにちぎれてボロボロです。
オス猫のため、縄ばり争いか、どこかへ出張したのかもわかりませんが
生キズの絶えないネコです。
今日はやられて帰ったのかエサをほしがる声に元気がありません。
虎太郎の名誉のために
昔はこんなに可愛かったのです。
梅雨入り後、量は少ないですが毎日、雨が降っています。
おかげで水をほしがっているブルーベリーは実を大きく充実させています。
樹が４，５年目になったことに加え、今年は実を間引いたので実が大きくなりました。
チャンドラー
梅雨末期の大雨が降ると、実が水分を取り過ぎて、太陽が照れば皮が破れてしまうので、
収穫の早いノースハイブッシュを多く植えています。
早い樹ではもう色づき始めました。
今年は害虫の発生も少なく、期待できそうです。
７月になったら今年度のぶどう「商品一覧」を整理し直し、注文を開始すればいいだろう
と思っていたところ、ありがたいことにもう何件か注文が入ってきました。リピーターの
方です。インターネット販売を始めて３年目になりますが、年々、注文数が倍増してい
ます。
家族経営のプチ農園ですので、去年の終盤は注文いただいても商品によってはぶどうが
なくなり、お断りをしてしまいました。今年はシャインマスカットが成木になり、数量が
かなり確保できると思います。
来週早々には今年度版の商品一覧をアップし、注文を開始いたします。
主力商品のピオーネ、藤稔、オーロラブラック、藤稔の特選贈答用（２ｋｇ２，８００
円）、そして瀬戸ジャイアント、シャインマスカットの特選贈答用（２ｋｇ４，０００
円）は去年と同じ料金を考えています。
美味しいぶどうをできるだけ低価格でお届けさせていただきます。
中国地方も梅雨入りし、連日、小雨模様の天気です。
こんな天気は乾きにくいので１回目のジベ作業には適しています。
今日は藤稔とオーロラブラックのジベ処理をしました。
１回目はジベレリンを１０００倍に溶かした液２リットルに実を肥大化させるフルメット
を５ｍｌ入れます。
藤稔はタイミングとしてはやや遅かったので、花が散り、小さな坊主頭がいっぱいできて
いました。
オーロラも９割方できましたが、ピオーネはこれから花が咲く実が多く、全体の三分の一
程度しかできませんでした。