農園ブログ

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2013/08
21

秘湯めぐり9 上高地「坂巻温泉」
秘湯めぐり

沢渡から上高地に向かう途中にこの宿があります。トンネルとトンネルの間にあるので通り過ぎてしまいそうです。昔はこの宿の前に国道が通っていましたが、トンネルができてこのようなロケーションになってしまったそうです。

  

トンネルが開通するまで使われていた橋とトンネル

 

  

玄関ロビー                 談話室(喫煙室)

   

部屋(8畳)                  内風呂

 

 

この宿の自慢は露天風呂です。24時間入湯可能です。内湯も24時間OKです。上が男湯、下が女湯

 

料理は鯉こく、飛騨牛の焼き肉、ヤマメの塩焼き、ニジマスのあらい等が並びます。生ビールの銘柄はアサヒドライです。

  

宿泊費は1,1万円とリーズナブルですが、窓を閉めても車が通る度にトンネル内から「ゴー」という音が聞こえてきます。すぐ下を梓川が流れていますが、この水音でも車の騒音は消えません。

 


2013/08
21

ちょいと 槍をひとつかみ 「燕岳登山」
名山旅歩記

ぶどう作業が忙しくなる前に北アルプスの燕岳に行ってきました。燕岳は「北アルプスの女王」と言われる百名山の一つですが、「山を見る山」としても人気の山です。

<行程表>

登り中房温泉~燕山荘3時間50分、燕山荘~燕岳30分、下り2時間10分

中房温泉登山口——–第1ベンチ———第2ベンチ———第3ベンチ——–富士見ベンチ

5:00                        5:30                      6:00               6:30              7:15

合戦小屋——-燕山荘———-燕岳

9:45   8:50   9:20  9:50

 

前日

昼前に美作IC出発、16時過ぎに豊科IC。高速料金は日曜ETC割引で半額の5800円、ガソリン代(8000円)は半額ならず。それにしても長野県はガソリン代1リットル168円、高い!安曇野のイオンで夕食と次の日の弁当を仕入れ、登山口の中房温泉へ。中房温泉までの山道は舗装されていても40分必要。20時到着、駐車場は2/3程が埋まっていた。第二駐車場に停める。12時を過ぎると車中泊では毛布がないと寒い。

 

2013年8月19日

4時30分起床。身支度を整え、登山口の中房温泉まで歩く(10分)。すでに数組のパーティーがアップをしたり、トイレを済ませ、夜明けを待っていた。

  

5時登山開始。第1、第2ベンチと距離を稼ぐ。展望はないが、夏の暑い日射しも届かない。ガラ石もなく、よく整備され、歩きやすい山道が続く。燕岳は北アルプス入門の山と言われているのが納得できる。燕山荘主催のツアーにも小学生の姿が見られる。傾斜のきつい所には木ハシゴがかけられていた。

第3ベンチ、富士見ベンチを過ぎると森林限界。視界が開け、槍の頭も見え始めた。

  

合戦小屋はすでに食堂がオープンしていて、スイカも売られていた。写真のひと切れが800円。ここには中房温泉から食材が業務用リフトで上げられている。お金さえ出せば水でも食材でも手に入る便利な山である。

  

合戦小屋からの登りは北アルプス3大急登と言われているそうだが、ごく普通の登りだった。カメラを一眼レフから小型ミラー一眼レフにしたのと、日帰り登山なのでザックがずいぶん軽くなり、疲れが全然違う。左足の痛風発作も気にならない。

やがて右手に燕岳、そして北燕の頂きが見えてきた。目指すものが姿を現せば自然に元気が出る。燕岳真下はちょっとしたお花畑。疲れは吹き飛び、シャッターを押す。けなげにも花こう岩の風化によってできた砂地にコマクサが咲いていた。

  

  

そしていよいよ燕岳まで最後の10m。今回も頭を下げたまま、10,9,8、…3,2,1m ゴール!ゆっくり頭を上げるとドッカンとアルプスの大パノラマ。本当に感動の一瞬。思いっきり空気を吸い込み、360度見渡す。北は立山連峰、そして槍・穂高、南は甲斐駒、北岳。名だたる山がここにある。「山を見る山」と言われるのが納得できる。ベンチに腰かけ、至福の時を楽しむ。ビールが飲みたい・・・・、でもすぐ下りが待っているので。

パノラマ写真を撮った後、ベンチの隣りの人にお願いして槍との記念写真。テーマは「槍をひとつかみ」。結構、いい写真で満足。槍と小槍の間に孫槍が見られるのはこの燕岳だけ。燕山荘横には、夏の間だけ順天堂大学の臨時診療所が開設されている。

槍ヶ岳をチョイとひとつかみ

槍ヶ岳をこの手に

  

元気いっぱいの山ガール           中国からのツアー登山者

 

20分間、山のごちそうを頂いた後、30分かけて燕岳山頂へ。途中、花崗岩が風化してできた「イルカ」「メガネ岩」の写真を撮る。

  

メガネ岩に私の乱視入りの遠近両用メガネをかけさせました

イルカ岩と槍ヶ岳の背比べ! イルカさんの勝ち

10時30分、燕岳山頂。山頂の広さは10人ほどのスペース。ここでイオンで買った弁当を広げる。山はやはりむすびがうまい。隣りのペアはミカンの缶詰を食べていたが、平地では捨てる甘いシロップが旨そうだった。この次はぜひバナナと一緒に持ってこよう。

燕岳山頂から北方の北燕岳、立山連峰を臨む

 

  

隣りの女性からクマのぬいぐるみを借用し、記念撮影

 

11時、名残り惜しい中、下山を決意。次回の燕は日帰りではなく、山小屋を利用し、大天井、常念、蝶ケ岳の縦走を果たしたい。山小屋泊ならビールが飲める。

合戦小屋あたりまで下ってもまだかなりの人が登っていた。前回のニペソツと明らかに違うのは山ボーイ、山ガールの多いこと。まだ夏休みということで大学生らしい若者が多かった。

第1ベンチまで下り、30m下の水場で水補給。あまりの冷たさに、気持ちよく一気にペットボトル1本飲んでしまった。前回の反省から今回、水は2リットル用意したが、それでもこの暑さのため冷たい湧水は何よりのごちそうだった。トイレは燕山荘で1回のみ、水分はほとんど汗となって蒸発。この山はトイレの協力金がない。(中房温泉、合戦小屋、燕山荘)

        

岩の隙間からチョロチョロ流れ出している第1ベンチ下の水場    第1駐車場

14時10分、登山口の中房温泉に到着。所要時間登り中房温泉~燕山荘3時間50分、燕山荘~燕岳30分、下り2時間10分。中房温泉立ち寄りの湯(700円)で汗を流す。体重計に乗るが期待していた減量に失敗、残念。次回の目標は南アルプス紅葉の白峰三山(北岳、間ケ岳、農鳥岳)縦走。この次は左足の痛風を直して!

 

 

 


2013/08
16

ぶどう販売拡大「季譜の里(湯郷温泉)&彩菜茶屋(美作市道の駅)」
農園便り

当農園は今でも直接買いに来て下さるのが一番多いのですが、一昨年から勝央町のノースビレッジ、湯郷温泉「美春閣」に置かせてもらいました。去年からはこのインターネットでの販売を始めましたが、今年からは湯郷温泉「季譜の里」と道の駅「彩菜茶屋」にも置かせてもらえることになりました。朝採れの新鮮なぶどうを並べようと思いますのでよろしくお願いします。

連日、35℃越えの猛暑日が続く中で、ぶどうは糖度を増しています。黒系ぶどうの中でも出荷できそうになっているのはブラックビートです。試食してみましたが、もうどの木も美味しくなっていました。緑系ぶどうのシャインマスカット、瀬戸ジャイアンツも順調に生育しています。今日は棚の上に伸びた枝の剪定をしました。これで栄養が房の方にどばっと流れ込み、美味しいぶどうになると思います。

  

瀬戸ジャイアンツ1.5kg箱        シャインマスカット1.5kg箱

相変わらずカラスの被害が続いています。防鳥ネットの隙間から忍び込んで、くちばしで袋を破り、ぶどうを食い散らします。人の目を盗み、上手に忍び込んでは悪さをします。(ずる)賢い鳥で本当にお手上げです。


2013/08
14

露天風呂「裏山温泉」グランドオープン!
裏山通信

四万十市では日本最高気温41℃を記録した今年のお盆でしたが、裏山ガーデンに念願の露天風呂が完成し、昨日、オープンさせました。ガーデンに太陽熱温水装置付き岩風呂の「露天の湯」は全国初ではないかとちょっと自慢です。燃料費ゼロのエコな露天風呂です。

温泉気分を盛り上げるために支笏湖の丸駒温泉の「のれん」を下げ、入浴剤「「長野五色温泉」を入れてみました。ムードがずいぶん変わり、それらしくなってきました。手すり、脱衣棚も取り付けました。

  

丸駒温泉土産ののれん           手すり

最初のお客様は墓参りに帰っていた甥のYusukeでした。180cmを越える長身ですが、「足がのばせた!」と喜んで入ってくれました。

課題の湯温ですが、昨日は10時に塩ビ管に水を貯め、15時に湯船にお湯をはったところ45℃でした。今はこれで十分ですが、秋に向けてさらに高い湯温にするために屋根全体を透明シートで覆おうと思っています。

温水器の湯を使わないでも今は朝、湯船に水を貯めておけば昼過ぎにになれば水温は33℃まで上がります。ここ何日かの仕事は草刈りや庭木の剪定でしたが、汗ダラダラの火照った身体をクールダウンするには適温です。毎日、3回は露天風呂に通っています。

  

絶対必需品「蚊取り線香」           湯温50℃目標の太陽熱温水器

 

 


2013/08
11

秘湯めぐり番外編「城崎温泉」、出石そば
秘湯めぐり

城崎温泉

夏休みの土曜日とあって城崎温泉は人であふれていました。10年ぶりの城崎温泉外湯めぐりです。1200円の1日券でどれでも7つの外湯に入れます。よく行く御所の湯は一杯だったので「まんだら湯」に行きました。

  

柳並木                 まんだらの湯

  

一の湯                 御所の湯

 

但馬の小京都 出石皿そば

出石そばはいつも行く「彩蕎子」(さいきょうし)が休みだったので、鶴屋に行きました。ここはロケーションが抜群です。辰鼓楼が目の前んです。皿そばは一人前が850円、追加は1枚120円です。

  

  


2013/08
09

8月9日晴れ 露天風呂温水器 44℃!
裏山通信

8月9日(金)

試行錯誤とやり直しの連続だった露天風呂作りもあと少しとなりました。ぶどう作業が一段落した7月からの作業だったので暑さと蚊との戦いでした。この2週間は主にエクステイア作りでしたが、暑さの中でコンクリート打ちは息をするのも苦しい作業でした。

  

配管工事が終わったので今日、とりあえず温水器に水を入れてみました。

最高気温34℃晴れ。9時から水を入れて温め始めました。2ケ所で水漏れがしています。修理が必要です。昼過ぎ、少し曇り空になりましたが暑い一日でした。16時、いよいよバルブをひねって湯船に天日で温められたお湯を注ぎました。感激の瞬間。どのくらい水温が上がるか気になっていましたが、湯の温度は44℃でした。(目標は50℃) 岩風呂に入れると丁度適温の42℃ぐらいになります。とりあえずスーパードライで乾杯!

  

 

8月10日(土)

今日も朝から3時間、草刈り。汗ダラダラ。作業を終え、スイカを持って露天風呂に直行。昨日の水ですがドボン。気温、水温ともに30℃。クールダウンには少し高めの温度です。水分補給にはスイカが最高。真っ二つにしたスイカをスプーンで食べます。なんと30分の長湯。ものを考えるたり、ぼおっとするには露天風呂が一番です。

 

 


2013/08
08

スイカで水分補給、今年も大豊作
農園便り

暑くならないうちにと今朝は5時30分から畔草刈り。それでも汗だくだく。これまでは冷たいお茶をガブ飲みしていましたが(ビールも)、今日からはスイカです。軽トラ3杯、バーク堆肥を入れたので今年もバスケットボール大のバカでかいスイカがあちこちに転がっています。今年、最初のスイカを食べました。お盆前後が食べ頃ですが、うまい!ほどよい甘味で一気に1/4を食べました。

種なしスイカ

今日、スーパーに行くとスイカがなんと1,980円。らいでん(真っ黒いスイカ)に至っては2,980円。うちのスイカより一まわりも、二まわりも小さいのにこの値段。今年は猛暑の影響で野菜が高いと言っていましたがビックリするような値段です。我が家のゴロゴロしているスイカはぶどうを買いに来て下さったお客様に持って帰ってもらっています。

有機栽培のスイカは甘いです勿論、無農薬


2013/08
07

ブルーベリー 終了しました
農園便り

6月中旬から販売していたブルーベリーが終りました。多くの木が3年目、4年目の若木のため、まだ収量が多くありませんでしたが、ぶどうの出荷までに収穫を終えることができました。無農薬のため今年もミノムシやチャドクガの発生には困りました。シーズンオフには新しい品種を増やそうと思っています。


2013/08
05

対新潟戦 湯郷ベル快勝
農園便り

8月4日、新潟Lをホームに迎え、カップ戦第8節の試合がありました。流石に春のINAC神戸戦とは違い、駐車場に空きスペースがありました。それでも新潟からは20人程の応援団、遠路、本当にご苦労さまです。

試合は雷雨のため1時間遅れとなりましたが、中野、松岡、宮間のゴールシーンを見ることができました。

  

美作サッカーラグビー場          宮間の得点に喜ぶイレブン


2013/08
04

小豆島沖 アジ爆釣
農園便り

父と弟と3人で小豆島沖にマアジを釣りに行きました。釣りは1年ぶりです。釣り場は小豆島東南部の雁ノ子礁。牛窓港から1時間、船を走らせます。スピードは時速35kmなので丁度、牛窓港から35km程の距離です。

  

小潮で満潮は9時。ベタ凪で潮は動きません。オモリ30号、仕掛けはサビキ7本バリ、幹糸5号、ハリス3号、針3号の市販のサビキです。仕掛け自体が7mもあるので3.6mの竿では扱いにくかったです。水深は魚探で測ると35m~40m、底はドベ(泥)です。GPS付きなので大釣れした場所が機械に登録されています。準備を整えてオモリを下ろしました。魚探を見ていると魚群がスクリーンに写ります。「今は水深25mのところ」と弟が知らせるとリールを巻いて棚をとります。棚が合えば爆釣です。

  

右画面に魚群が現れます      自動巻き上げ機なので操船しながら釣りができます

ところがどういう訳か去日、大爆釣した場所だそうですが30分経ってもさっぱり。そこで釣り仲間に携帯で連絡を取ると、雁ノ子礁より10分南の第二灯台では100匹も釣れているそうです。そこですぐに場所移動。なるほど第二灯台の周りにはおよそ50隻ほどの釣り船が集まっています。四国の津田や淡路島が見える場所です。

 

再投入。時合は少し過ぎていたようですが、竿が曲がります。ダブル、トリプルもありました。弟は水深が測れるカウント付きのリールなので魚探に現れた数字にカウントを合わせてオモリを下ろすと魚が群れる棚に合います。アジは竿をしゃくって下ろす時に食います。アゴが弱い魚なのやさしく巻き上げますが、水面近くなるとファイトして竿が重くなります。ほとんどが30cm越えです。

  

  

昼前まで粘ってその釣果は下の写真の通りです。すぐ血抜きして氷の中に入れて持ち帰ったので線度は抜群。関アジに負けません。近所の7家庭に配りました。