- 2015/03
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尖石縄文遺跡(茅野市)「仮面の女神」
農園便り
尖石縄文考古館は八ヶ岳山麓の尖石遺跡から発掘された土器や土偶等を展示した建物です。
ヒスイの装飾品や黒曜石の石器等の展示(2000点)の他、
土器つくり・土偶つくりや機織りが体験できるコーナーもありました。
尖石縄文考古館 黒曜石
ここは縄文中期から後期の出土品が多いためか、教科書でよく見られる縄目が付いた黒っぽい
縄文土器ではなく、少し赤っぽい色をしています。
たまたま元館長さんがボランティアとして館内で来場者に説明をされており、
話を聞くことができました。
土器の粘土を探して来るのは男性、土器を作るのは主に女性というのは初めて知りました。
ここの土器の文様はかなり洗練されたデザインで、
豊かな縄文文化がここにあったことがわかります。
この中に獣の油を入れ、灯明にしたそうです
この尖石考古館には2つの国宝の土偶があります。
「縄文のビーナス」と「仮面の女神」です。
珍しく撮影可ということなので何度もシャッターを押しましたが、
私は「仮面の女神」が気に入りました。
縄文のビーナス(国宝)
仮面の女神(国宝)
これは去年、国宝に昇格したものです。
どうしても気になり、ちょっと高い土産になりましたが、レプリカを購入してしましました。
仮面の女神(偽物)と春バージョンのアサヒドライ