農園ブログ

2012/12
24

遅~い 黒豆収穫
農園便り

季節限定のサラリーマン生活に戻ったのと、12月が天候不順だったのとで、黒豆の収穫がずいぶん遅れてしまいました。

 

やっと天皇誕生日の3連休に収穫しました。刈り取った豆の枝を束にして運搬車で家まで持ち帰ります。そして葉タバコ乾燥場に入れ、2日間、灯油バーナーで乾燥させます。今年は葉を取る手間がなかったので大きな束となり、乾燥時間も少し長くなりました。

スレッシャーという機械で、豆をこぎます。10a程度の黒豆なら1時間ほどでひくことができます。今年は去年よりたくさん豆が付いており、収穫量は多かったです。山になった豆ガラはぶどう畑に持って行きます。

3L,2L,Lと大きさによって選別すれば買い取り価格は高くなりますが、面倒なので業者さんにつっこみで買ってもらいます。残念なことに今年は去年より低くて1kg850円でした。

  


2012/12
09

裏山ガーデン 2度目の冬を迎えました
裏山通信

昨晩はストーブを焚いてもどうも部屋が暖かくならないと思っていたら、朝、起きて見ると雪化粧でした。裏山ガーデンにも2,3cmの雪が積もっていました。

  

  

10月から昔のサラリーマン生活に戻っているので、10日ぶりの裏山ガーデンです。柿にも雪が積もっています。この前まで実を付けていたイチジクは葉を落としていました。ガーデンハウスのベランダも露天風呂の温水施設つくりも途中止めになっています。このガーデンは北向きなの北風がまともに当たり、植物にとっては厳しい冬となります。

庭先に置いていた鉢物をハウスの中に入れました。サフィニアはまだきれいな花をつけていました。年々数が増えるので今はサフィニア、初雪かずら、フクシア、ランタナだけをビニルハウスに入れています。4月には挿し芽にして増やします。

  

 


2012/12
07

天空のトレイル?「久住連山」
名山旅歩記

師走に入った12月2,3日大分県の九重高原に出かけました。予定していた2日(日)は天気が崩れたので登山を延期しました、この日は温泉三昧(柴石温泉、明礬温泉、別府砂湯温泉、長湯温泉) とし、南小国町の日本秘湯の宿「壁湯温泉」に泊まりました。

3日は快晴、登山口の牧の戸峠に向かい出発。牧の戸までは車で1時間ほどでしたが、黒川温泉を過ぎると、久住の山並みが見えてきました。エッ、なんと今回も?No.Bad!! 山頂が白くなっています!九州の山ならまだ紅葉もと期待して九州入りしたのですが裏切られました。先週の大山に続いて久住も冬山でした。今回もアイゼンは不携帯です。昨夜の北九州地方は小雨でしたが、山は雪になったようです。

それでも折角、ここまで来たのだから登れるところまでと気を取り直し、登山口に向かいました。ルートは牧の戸峠登山口—-沓掛山—-星生山—–久住山——赤川温泉登山口です。登山道はコンクリート舗装された階段でした。10分も登れば展望台に到着。風が強く、誰もいません。そこから先の階段は白くなっていました。雪が深ければ踏みしめて登ることができますが、昨夜の雪が解けて凍結しているため、丁度滑りやすくなっています。コンクリートの階段がかえって災いしています。コンクリートの階段の端の未舗装の土の部分を慎重に登りました。何人か下山してくる登山者に聞くと、久住山は南向きなので上の登山道の雪は溶けかかっているそうですが、ここから先はしばらく雪道が続くということでした。その人は登山口を朝、4時に出発したそうです。先週の大山ほどの雪ではないので、アイゼンなしでも何とか登れそうです。

1時間ほどで沓掛山(1503m)に到着。誰もいません。星生山、三俣山の山頂は雪で白く覆われ、灰色の雲が流れています。東に目を向けると久住山までのなだらかな縦走コースが見えます。南には瀬の本高原が広がり、そのはるか向こうに阿蘇が見えます。それにしても風が強く、帽子が飛ばされそうです。残念ですが今回はここで断念です。

山頂で写真を撮っていたら一人の女性が下山してきました。お話を聞くと今回で久住登山は80回目だそうです。75歳になったので今は他の山は登らず、この山一本だそうです。それほどこの山は四季を問わず魅力的な山ということなのでしょう。どのシーズンもいいそうですが、一番はミヤマキリシマが咲き乱れる6月だそうで、この季節に登る場合は牧の戸コースは大混雑をするので、急登攀はんでも赤川登山口からがいいと教えて下さいました。特に好きな景色は星生山から見下ろす大池だそうです。北九州の方でしたが、宿は毎回、九重高原コテージだそうです。安くて料理もよく、露天風呂からの景色も抜群だということです。6月はぶどうで忙しいもで花の時期は難しそうですが、来年必ず再チャレンジしようと思いました。

 

 

 


2012/12
04

秘湯めぐり6 壁湯温泉「福元屋」
秘湯めぐり

予約のなかなかとれない壁湯温泉「福元屋」に泊まることができました。九州の温泉誌ではいつも上位なランクされている「日本秘湯の会」の温泉宿です。5年前に部分改装し、部屋数が9室とこじんまりとした湯宿です。

  

この宿の自慢は何と言っても、御主人が手掘りの川に面した壁湯です。仲居さんの話だとその量は毎分バケツに70杯だそうです。大水が出て浴槽が浸かることがあるそうですが、掃除をするために水を抜いてもすぐ一杯になるほど湯量が豊富だそうです。深い所では1m近くありますが、本当に石がゴロゴロ転がっている水底が透き通って見えます。

駐車場から宿泊棟までは30m程の階段を降りますが、その道の趣きが素晴らしいです。初冬のたたずまいが随所に感じられました。私はこの玄関までのアプローチが一番好きです。

  

玄関を入ると、アンティークな小物や民芸品が上品にレイアウトされています。廊下や階段の板は黒光りがし、歩くとキュキュと音がします。トイレは共同トイレになりますが、部屋の窓から小国川に映る木々が実に見事です。新緑、紅葉の季節はさぞかし美しいだろうと思います。

  

 

 

食事処は1Fの大広間で、純和風の料理が並びます。少人数の宿のため、いいタイミングで温かい料理が運ばれてきます。豊後牛の陶板焼きは塩で食べたら絶品です。ごはんは「香り米」といって「ひとめぼれ」という品種です。すべて完食です。

  

風呂はこの壁湯(混浴ですが女性は湯着OK)と女性専用の洞窟風呂、家族湯が一つ、そして内風呂も家族湯として使うことができます。壁湯は加温をしていないため35℃です。その湯に40分浸かると風呂から上がった時、身体がほっほっと温まるそうです。今回は20分程しか入らなかったり、外気温が低くかったりしたため、少し寒かったです。また川のすぐ縁に石をくり抜いてできた小さな湯船がありましたが、ここは夏は最高だと思います。一泊12,000円、リピーターになります。

 

 

 

 


2012/11
25

大山登山 冠雪NO.BAD! 6合目ターン
名山旅歩記

サラリーマン生活を始めたので、なかなか山登りどころではありませんでしたが、3連休最終日の日曜日、米子道経由で伯耆富士「大山」に向かいました。

蒜山の先、県境の三平山トンネルを過ぎたところで、「ええっ!まさか?」雲の切れ間から・・山際が白くなっているのが見えました。「本当に雪?」溝口ICを降りて桝水原に向かうと全容が明らかになってきました。今朝は放射冷却で1℃というのは天気予報で知っていましたが、大山の三分の一程が雪を覆っていました。No.Bad!

  

8:25、駐車場に到着。2台だけ空きスペースがあり、急いで駐車。身支度を整え、8:30、夏山コースから登山開始。1合目(8:40)までは石の階段。雪山で寒いだろうとフリースの上にジャンバーを着ていましたが暑くて脱ぎました。2合目(9:00)からは丸太の階段。今回はザックの中は雨具と弁当と500mlの水だけなので楽勝、私を追い抜く人はいません。それにしてもかなりの人数です。左右、展望はなく、ひたすらブナ林の中を登りました。3合目から道の両脇に雪が現れ始めました、ヤバイ。うれしくない初雪。4合目あたりからは階段が雪と氷でいよいよ滑りやすくなりました。用心,用心。5合目(9:30)からはアイゼンがなければきつくなりました。それでもほとんどの人がまだアイゼンなしで登っています。行者コース分岐、登山道は5cm程の雪に覆われています。ああ、本当に冬山に来てしまいました。

  

それでもなんとか6合目避難小屋までたどり着きました(9:45)。ここには雪をかぶったベンチがあり、ここで皆さんアイゼンをはめていました。風もなく、雲が切れ、ここからは三鈷峰、稜線の上のユートピア小屋がはっきり見えます。アイゼンなしにはこれより上は危険なのでここで断念。6合目避難小屋が本日の最高地点です。「ブナの落ち葉をカサコソ踏んで、晩秋の大山山頂に」と計画していた大山登山が想定外の展開になってしまいました。コンビニ弁当を食べて下山開始。こうなれば同じ道を引き返すのはしゃくなので時間はかかるけど行者コースにしました。さすがに行者コース、丸太の階段がきついこと。登りだとこれはさぞかししんどいでしょう。勾配がきつく、雪で滑りやすいので用心しての下山でした。ブナ林はこちら側の方が面白い写真が撮れました。

  

今回、山頂の弥山まで登頂できませんでしたが、荒々しい大山北壁の雪景色が撮れたことはラッキーでした。(ちょっと負け惜しみ)


2012/11
25

サンクス・ギビングスデイ 冬への準備
農園便り

今日は勤労感謝の日、師走まであと1週間となりました。白菜と大根の漬物をしました。今年はどちらも1樽ずつです。

1本だけ残しておいた富有柿はカラスが実を食べています。

渋柿の皮をむいて吊るしておいた干し柿はだいぶ甘くなってきました。正月頃が食べごろです。キウイフルーツも収穫しました。今年は適当に摘果したので大きい実がついています。カリンは今年も黄色く色づく前にほとんどの実がおちてしまいました。

  

 


2012/11
18

暮色「立冬」・・・ビオラ苗植え
裏山通信

裏山ガーデンの芝生は赤や黄色の落ち葉に覆われています。

サルビアと千日紅はまだ花をつけています。オベリスクを賑わしていたるこうそう、風船かずらも枯れて北風に揺れています。小さな鳥が梅もどきの赤い実を賑やかなについばんでいます。秋もいよいよ終わりになりました。

  

本当なら遅くとも10月末までには植え終えなければならないビオラの苗を立冬が過ぎて植えました。現在サラリーマン中なのでなかなか暇がなく、今日やっと植え終えました。なにぶん数が多いので土日を利用しても3週間かかってしまいました。

  

大根、白菜は今が食べ頃です。野菜畑の水菜、チンゲンサイ、キャベツは無農薬のためかなり虫に食われています。先日収穫した白菜を今日、樽に漬けました。柿は今年豊作でだいぶ摘果しましたが、たくさん実をつけています。甘柿は熟した実からカラスにやられています。カラスには本当に困ったものです。渋柿は皮をむいて干し柿にしました。

 

 


2012/11
04

豊久田上地区「ふれあい祭り」
農園便り

文化の日恒例の豊久田上地区「ふれあい祭り」が旧ぶどう集荷場でありました。豊久田上地区は戸数40戸、住人120人、そのうち85歳以上の高齢者は25人の限界集落です。小学生は3人、中学生は0人です。今年は60人の参加がありました。30年程前に「ようなべ祭」として誕生し、その当時は農作業の様子を面白おかしく劇にしていましたが、現在は高齢化が進み、形を変えてミニ運動会を実施しています。運動会といっても走ったり飛んだりではなく、ビン倒し、空き缶積み、ビンつりといった誰でも参加できる種目です。

 

プログラムの最初は小学生とその親による子ども神輿でした。「ワッショイ、ワッショイ 豊上ワッショイ!」と会場を練り歩きました。

  

途中で今年も勝間田高校の生徒による力強い「金時太鼓」が披露されました。

  

昼食は女性部のおいしい手作り弁当と豚汁。昼食後、ビンゴとモチ投げで楽しい一日を終わりました。

 

 


2012/10
28

涙雨 湯郷BELLE vs INAC神戸 
農園便り

なでしこリーグの湯郷ベルとINAC神戸の試合が美作サッカーラグビー場であったので観戦に行きました。併設されている駐車場は満車。無料シャトルバスが運行されている県民局も満車。九州、神戸、大阪、島根、鳥取ナンバー等の車であふれ、仕方なく路上駐車にしました。ガードマンの話では7時にはグランド横の駐車場は一杯だったそうです。これまでも何度か観戦に行きましたが、これほどの人出は初めてです。TVの中継車も来ていました。

スタンドに着くと試合は始まっており、ベルは1点リードされていました。しばらくして大野のシュートで2点差になりました。それでも1対1のシュートを福元の好セーブで止めたり、前半終了間際の松岡のゴールで前半は盛り上がって終わりました。

後半は完全にINACペース。神戸がずっとボールを支配しています。それにしても大野の突破力はすごい。とにかく速い。湯郷のバック陣は大野のスピードに付いていけません。また御大の沢も元気。川澄も右からうまく切り込み、攻撃を組み立てていました。またバックの近賀の守備も完璧でした。スター選手ぞろいの神戸の活躍の前に、宮間が目立ちません。チャンスは何度かありましたが、この後、決定的な2点を入れられ、1-4で敗れました。ひょっとして引き分けぐらいにはと思って見に行きましたが、実力差を認めざるを得ませんでした。最後には大粒の雨が落ちてきてみんなバタバタと家路を急ぎました。


2012/10
18

お手紙ありがとうございます 元気が出ます
農園便り

瀬戸ジャイアンツを購入して下さった青森県のOさんから、お手紙をいただきました。
振込確認の続きにうれしい、温かい文が添えられていました。食の細くなったお母様が
「おいしい、おいしい。」
と、楽しみながら食べてくださったとか。
今年は完売の記事をご覧になって、残念!!来年もよろしく。
「来年も食べるために母に生きているようにと言っています。」
胸が熱くなりました。
私たちの作る葡萄をこんなに温かく食して下さっていることに感謝です。