農園ブログ

農園便り

» ブログトップへ戻る

2014/01
25

山の下草刈り「ススキをぶどう畑に」
農園便り

下草刈りも一段落。今日は刈り取ったススキをぶどう畑に運びました。山の中には軽四は入らないのでトップカーでの運搬です。山からぶどう畑までは1km程あるのでスピードの出ないトップカーでは効率が悪いです。荷台を山盛りにして5往復しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

去年末からぶどう畑には稲ワラ、モミ殻、豆殻、畔草、そして今回のススキと有機物をいっぱい入れました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA   OLYMPUS DIGITAL CAMERA

脱穀後のモミ殻               黒豆殻

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ススキ&ササ


2014/01
24

陽気に誘われて果樹の剪定
農園便り

今日は3月並みの穏やかな天気になるということなので、果樹園に出かけました。ぶどうの剪定(露地)は2月中旬以降になりますが、今日は柿、リンゴ、梨、プラムの剪定です。多くが植樹して5~10年の幼木です。低木仕様にしようとしていますが、真っ直ぐ上に伸びる枝が多く、なかなか樹形が整いません。せっかく枝を水平の伸ばしていてもシカがきて枝を折ってしまいます。今年は収穫量は考えず、思い切って強い剪定にして、再度、樹形を整えようと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA  OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Befor                                          After

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

梨畑


2014/01
22

山の下草と格闘中
農園便り

この1週間は山の下草刈りです。3年以上放っておいたので荒れ放題になっています。1番手ごわいのはササです。3m以上の高さに伸びています。茎の太さも1cmぐらいあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

10年前の広戸風の倒木も邪魔になります。きれいになったらここにヒノキの苗木を植えようと思っていますが、どうもこの山は苗木がつきが悪いようです。10年前に杉とヒノキを植えましたが雑草に襲われほとんどが枯れてしまいました。5年前に桜を植えましたが、これも半分も残っていません。ササに加えて、窪地なので雑草が伸びやすくセイタカやススキが背丈以上に伸びています。

草刈り機を振り回すため、この寒さなのに1日2回は着替えをしなければならない程、汗をかきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

草刈り後、姿を現した山桜

 

 

 


2014/01
17

今年の政府備蓄米の作付けは?
農園便り

昨年末、政府は米の大きな農政改革を発表しましたが、政府備蓄米は価格は別として今年度も継続されるようです。この申し込みの期限が近付いてきているので今年度の米の作付け面積を考えてみることにしました。

我が家は1.5haの水田がありますが、昨年度は減反分(約4割)を政府備蓄米として米を作ることができました。保有米と自主流通米の方は我が家ですべての作業を行い、備蓄米についてはぶどうの忙しい時期と重なるため、JAに刈り取りと精米を頼みました。その料金は1反当たり4万5000円です。毎日、のんきな農園生活を送っていますが、改めて1反あたりの収支について調べてみることにしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

◆収入

1反で約9俵の収穫がありました。政府備蓄米の買い取り価格は13,400円だったので13,400円×9俵=12,6,00円

 

◆支出

●育苗マット 280円×25袋=7,000円  ●育苗用土700円×6袋=4,200円  ●種モミ  1,000円×3袋=3,000円  ●種モミ消毒(ダコレート、スポルタックス) 2,900円   ●肥料 7,800円(粒状コフナ2,780円、 粒状キーゼライト2,500円 基肥SSR早中生M7,200円、穂肥銀泉特号1,820円)

●農薬  18,084円(代かきテマカットフロアプル3,000円、除草剤忍ジャンボ4,190円、育苗消毒箱入り娘4,494円、ヘリコプター散布6,400円)

●水利費 10,000円

●JAによる刈り取り、精米 45,000円

総合計  97,984円

 

◆差引き  12,6,00円ー97、984=22,616円

 

1反当たり22,616円の収入に思えますが、機械類の油代等を差し引くと約1万円です。荒ひき・代かき、畔草刈りが年に5回、水あて等の労力を考えれば我が家の米作りは実に割の合わないことをやっています。農機具が壊れればすごい出費になります。備蓄米の価格が昨年度は13,400円(自主流通米は12,000円)だったから赤字にならなかったものの、全く我が家程度の農家にとっては米作りに未来はありません。農家も米は買って食べる時代になりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そこで結論、来年度は減反分のうち3反を黒豆、あとは緑肥を植えて放っておきます。えらくてもぶどう作りに専念することにしました。

 


2014/01
16

ラーメン水島「百万両」
農園便り

倉敷に用事があったので水島まで足を伸ばし、久しぶりに「百万両」に行きました。インターネットにもよく紹介されていますが、岡山では「知る人ぞ知る」老舗のラーメン専門店です。

 

143.j-250

今は連島中央5丁目にありますが、40数年前の開業当時は水島の弥生町or春日町?にありました。当時はカウンター席が8席程度のとても小さい店でしたが、行列ができる店でした。若い時、6年ほど水島に勤務していたので、仕事帰りによく寄っていました。先代は背の高い無口な人でしたが、手際よくスープをラーメン鉢に入れたり、麺を湯がしたりしながら、ギョロリと入店の順番を見ておられました。狭い店内は立って待っている人でいっぱいでしたが、順番通りに案内して下さいました。食べた後、麺の固さやスープの味がどうだったか聞いてこられました。こだわりのマスターでした。

133.-250 134.-250

スープは鳥ガラと煮干しから作ったあっさりした和風味です。中にはネギ、チャーシュー、メンマが入っていますが、チャーシューの量が多いです。当時から鹹水がよく効いた細くて硬い麺でしたが、さらに細くなっているように思いました。大量のお客さんを一気にさばくため、ゆで上がりを10~20秒と早くするためのようです。メニューはこのラーメンだけです。久しぶりの百万両でしたが、朝が早かったからか、スープが薄い感じがしました。(夕方はやはりコクがあり、濃い感じです) 今は1杯が700円とかそれ以上のラーメン屋さんが多いですが、ここは500円を堅持。ラーメンは大衆のもの。昔に比べて若干、変わっているところもありますが、私の中では今でもBEST1のラーメン店です。


2014/01
14

竹の始末(シカよけの柵、ガゼボ作り) & とんど
農園便り

裏山ガーデンに隣家の竹林から、真竹がどんどん根を伸ばし,侵入してきていました。この10年ほどでエリアを広げ、植林した檜の日当たりを悪くし、枯らしています。そこで今日はチェンソーで竹を伐採することにしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まずは竹を入れる場所の確保です。昔、稲の天日干し用に使っていた「天上竹」をチェンソーで短く切りました。これは薪として使います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

竹の保管場所ができたら、いよいよ竹藪の竹です。直径が20cm近くあっても、樹木とはちがい竹は一気に切れます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

50本ほどの竹を切りましたが、問題はササの葉の後始末です。量が多いので、広い所で燃やそうとしたら、火のついた葉が飛び散るのでやめました。結局、1kmほど離れた別の山に運んで捨てることにしました。

太い竹はガゼボの屋根の骨に使いました。チェンソーで2.5mの長さに切り、昨年度末から作業をストップしていたガゼボに乗せました。ここにはツルバラを植えているので2,3年すれば屋根がバラで覆われると思います。

 

今日、14日は長男の誕生日ですが、「とんど」です。正月のお飾を持ち寄り、とんど場で焼きます。できたおき火で餅やスルメを焼きます。最後に灰を持ち帰り、額につけて無病息災を祈ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 


2014/01
12

1月11日「ヤレボウ」(農家の仕事始め行事)
農園便り

1月11日は仕事始めのヤレボウです。11日が仕事始めというのは昔はずいぶん,のんびりしていたなあと思います。

今は「ヤレボウ」という行事だけでなく、その言葉自体も知らない人がほとんどになってしまいました。この行事は、夜明け前に「ヤレボウ、ヤレボウ、ヤレボウ」と言いながら、家で飼っていた牛を連れて苗代田に行きます。そして農具の「カブキリ」(小型の鍬)で、稲の株を「の」の字に掘り起こします。どういう訳か「の」の書き順は反対からです。ヤレボウという意味もわかりません。これが美作地方での農家の仕事始めの行事でした。寒い朝の行事だったので子どもの頃は嫌だったのを思い出します。それでも我が家はかなり最後までこの伝統行事を続けてきました。祖父が亡くなり、農耕用の牛を飼わなくなった頃から、この行事は自然となくなってしまいました。今、我が家でわずかに残っているヤレボウの行事は雑煮を食べることだけです。今は苗代田もなければ、カブキリの農具も販売されていません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

絶滅危惧種?「カブキリ」


2014/01
06

仕事始め「豆がら入れ」
農園便り

正月以後、同窓会、父親の兄弟会、地区総会等が続きました。地区では先年度、会計をしていたので総会の懇親会の買い出しには半日かかかってしまいました。今年は大きな役が次々に回ってきて困っています。それにしても、暮れから飲み食いが続いたので今は体重計に乗るのが怖いです。

今日はやっと仕事始めです。今年最初の仕事はスレッシャーでこいだ後の豆ガラをぶどう畑に運ぶ作業です。田んぼに軽トラが入らないのでトップカーに豆ガラを山盛り積んでぶどう畑に持っていきました。ぶどう栽培は全く無農薬というわけにもいかないので、大変ですが精一杯、枯れ草やモミがら、豆ガ等を入れて、有機栽培に努めたいと思っています。秋から枯れ草、モミがら、畔草等、かなり入れました。


2014/01
04

追悼 大滝 詠一さん Forever Niagra Triangl
農園便り

大晦日、突然の訃報に驚きました。ミュージシャン、プロデューサー等として幅広く活動されていた大瀧詠一さんが解離性動脈瘤(りゅう)で30日に亡くなられたというニュースです。信じられなくてインターネットを開くと、「はっぴーえんど」当時の音楽仲間のミュージシャンの追悼のコメントが載っていました。

私が大滝詠一さんの曲を始めて聞いたのは30才を過ぎた頃でした。曲は「君は天然色」です。メロディもそうですが編曲の素晴らしさに驚きました。なんとオシャレな曲なのかと、テープに録音し、何度も何度も繰り返し聞きました。これ以前のはっぴーえんど時代の活動はよく知らなかったので早速、アルバムを買ったのを思い出します。

大滝さん自身はそれほどアルバムを出されませんでしたが、多くのアーティストに楽曲提供をされています。ワンフレーズ聞くと、すく大滝さんのものだとわかる独特の世界観を持った曲ばかりでした。御本人が歌う曲には途中転調があったり、思わぬコード進行があつたり、歌ったり、弾いたりがなかなか難しものが多かったですが、一番好きなアーティストでした。「・・カレン」「・・結末」「・・ふたり」。20年、30年たってもこれほど斬新でおシャレな曲はないと思います。新しい曲を心待ちにしていたのに、とても残念です。

6日の夜10時にはニッポン放送が追悼番組を流すそうですが、今日は一人で大滝 詠一さんのアルバムを聞いてみようと思います。レコードプレーヤーに針を落とすのは20数年ぶりです。

♪♪  誘らわれてく~ 季節~ ダンデュビデュビ、ダダンデュビ、ダンデュビデュビ、ダダンデュビ・・・「恋する二人」 ♪♪

 

 


2014/01
02

吉野小学校同窓会 & 猫の寝正月
農園便り

1月2日、2年生の時の担任N先生に来ていただき、ホテル作州武蔵で小学校の同窓会をしました。2年ぶりの同窓会です。参加者は14人と少なかったのですが、半世紀ぶりに再会した友達もいました。60過ぎのおじさん、おばさんですが、名前を呼ぶ時は「ちゃん」付けです。すぐ50年前にタイムスリップして昔話に花が咲きました。

    

 

同窓会が終わって家に帰るとベットの上に「虎太郎」がまだ寝ていました。朝帰りの後はこの調子でずっと寝ています。そばでテレビの音がガンガン鳴っていても全くお構いなしです。我が家の「虎太郎」君は正月も「寝太郎」です。

  

  

「ハラ減った!ニャー。」

 


名山旅歩記

秘湯めぐり

裏山通信

農園便り